異様な熱と圧を湛えた作品

その独特の筆致で目が離せなくなるタイプの短編SFです。
「天道虫」がなにであるのか最初はきっと戸惑うでしょう。
俗に面しながらも、一種の高尚な芸術家のように己の内側のぎらつきを追い求める男の心理は、物書きならば感じたことのある狂気に満ちています。
でも、その結末、天道虫とは結局のところ……。
随所の描写に作者のセンスが光ります。

セクサロイドを題材としているため、性描写はやや濃密め。

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