概要
ツクール×カクヨム ゲーム原案小説オーディション2022・中間選考突破
彼女は稀覯本そのものであり、稀少な本の城に住まう姫のようだった。
最大級の古本市。多くの店が期間限定で立ち並ぶその端の隅のそのまた向こうに、現世からは隔絶されたかのような多くの稀覯本と、およそ持ち主としては似つかない一人の少女「レイカ」に出逢う。
僕とレイカと希少な本に囲まれた不思議なお話。
読書好きがであった、まるで本の中の住人のような一人の少女との物語。
畢竟、男女の交わり、すべからくかくの如し。
最大級の古本市。多くの店が期間限定で立ち並ぶその端の隅のそのまた向こうに、現世からは隔絶されたかのような多くの稀覯本と、およそ持ち主としては似つかない一人の少女「レイカ」に出逢う。
僕とレイカと希少な本に囲まれた不思議なお話。
読書好きがであった、まるで本の中の住人のような一人の少女との物語。
畢竟、男女の交わり、すべからくかくの如し。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あの日、僕は彼女の書物の城に踏み込み、彼女は僕の心に踏み込んだ。
僕は本にこだわりがある。それは他の多くの人のように高価さや希少性を追うものではなく、ただ「読めるもの」から何かを得たいという、強い執着に近い。
だが、あの日、僕は彼女に出会った。本を固守し、いや、命のように扱う彼女と。
彼女の本は、その由来もわからず、世に数冊しかないと言われる稀覯本のはずなのに、なぜか彼女は僕に一切触れさせようとしない。一歩も引かない。
触れられもしない本に、存在意義などあるのだろうか。
本に記された中身が、他者に読まれるためでないのなら、こんな形で存在する必要さえない。
そう考えて、僕は彼女の世界に侵入した。
僕が彼女を否定したように、意外にも彼女は同じように…続きを読む