おもしろいです

企画から来ました!

耽美で幻想的、それでいて血の匂いがするような怪奇譚。
月の綺譚蒐集者ルナと影の従者ズデンカの会話は軽妙なのに、
事件の闇は深く、乾いた遺体の描写にひやりとさせられました。

母であることを求められながら壊れていった女、
蜘蛛の糸に導かれて夜を彷徨う姿が、静かなホラーとして心に残ります。

“綺譚”という形式だからこそ、断定せず語り継ぐ余韻が効いています。

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