概要
人間の悪意。人間の愛。はてさて深いのはどちらなのだろうか――。
2015年。梅雨の始まりが告げられる頃。
叢雲八重(むらくもやえ)は彼女――今は『妻』である青谷時雨(あおたにしぐれ)への誕生日プレゼントに悩んでいた。時雨の親友である有馬光(ありまてる)や八重の悪友である沖見弦之介(おきみげんのすけ)に相談し、四苦八苦しながらも、八重はプレゼント選びを楽しんでいた。
時雨の誕生日の3日前。2人は時雨の両親に結婚の了承を得に行っていた。最初はあまりいい顔をされていなかったが、父親からは認められ、母親からも信頼されていたことを知る。次に会うのは結婚式。4人は幸せそうに笑っていた。
そして――時雨の両親は謎の不審死を遂げた。
その日を境に時雨は自殺未遂を繰り返すようになってしまう。謎の言葉を呟く時雨に疑問に思いながらも介抱を続ける八重。そんな最中
叢雲八重(むらくもやえ)は彼女――今は『妻』である青谷時雨(あおたにしぐれ)への誕生日プレゼントに悩んでいた。時雨の親友である有馬光(ありまてる)や八重の悪友である沖見弦之介(おきみげんのすけ)に相談し、四苦八苦しながらも、八重はプレゼント選びを楽しんでいた。
時雨の誕生日の3日前。2人は時雨の両親に結婚の了承を得に行っていた。最初はあまりいい顔をされていなかったが、父親からは認められ、母親からも信頼されていたことを知る。次に会うのは結婚式。4人は幸せそうに笑っていた。
そして――時雨の両親は謎の不審死を遂げた。
その日を境に時雨は自殺未遂を繰り返すようになってしまう。謎の言葉を呟く時雨に疑問に思いながらも介抱を続ける八重。そんな最中
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!愛ほど狂った感情なし、されど
人の記憶、というのは機械の記録と違い、忘れもするが思い出しもする。
何より事件事故において、記憶より引き出した人の証言よりも機械の記録のほうが、証拠能力は高い。
人の記憶とは厄介なもので、自分の顔を自分で見れないように、自分の記憶が正しいのか、確認できないこと。
記憶を知らぬ第三者が外からあれこれ言えば、それが正解だと信じてしまう。
どちらが正しいのか、内に外にと軋轢をかけられれば狂う、狂わされる、壊される。
人間、そうであるとする私見が先走り、正しいと認識してしまう。いや、この作品はそのような流れを誘発してくる。
確かにホラー定番の展開はあるだろう。
あるだろうが、物の見事に誘発させ、流れ…続きを読む