概要
時は幕末
新選組の魁先生と異名と取る藤堂平助の純粋でいながらも激しい生き様
思いを寄せる遊女とのつかの間の逢瀬だけが心を癒す
そんな日々も不穏な世の中の動きに巻き込まれて哀しい運命を迎えるのか!?
御陵衛士編突入…
平助を取り巻く日常はますます激動を迎える
涼やかな目元でさわやかに微笑む若侍だった平助
時を経てその瞳には苦悩を宿す
https://kakuyomu.jp/users/rnaribose/news/16818622174397558705
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恋と苦悩、血と涙……幕末の混乱の中で揺れ動く新選組隊士の恋物語。
幕末の京を舞台に、新選組隊士・藤堂平助の恋と苦悩を描いた物語です。
島原の遊女・名都と出会い、立場や運命に翻弄されながらも惹かれていく平助。
しかし歴史の荒波に揉まれる新選組隊士としての彼の苦悩は、止まることを知らず……。
この作品は、戦乱の中でも人を思いやる平助の姿と、彼が直面する厳しい仕事や責任、それによる恋の葛藤を鮮烈に描きだしています。
また細やかな情景描写により、幕末の空気感が見事に表現されているのもこの作品の魅力です。
立てられた茶の香りや、焼き餅の匂いまで漂ってくるようです。
大切な人たちを守るため、自己犠牲を重ねる平助さんの恋路にきっと心を動かされるでしょう。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!敗者の歴史こそ美しい
敗者の歴史は、勝者によって捻じ曲げられ、隠ぺいされる。
後世にその歴史に光を当てる者が現れるまでは。
新選組の歴史は、既に多くの大作家によって光を当てられているが、やはり土方や沖田のような著名な人物に目が向けられているのは否めない。
そんな中で作者は、藤堂平助という歴史の脇役といえる人物に傾倒し、光を当てている。
藤堂はおそらく、幕末という動乱の時代に生きた、普通の人々の代表なのではないかと思われる。
その普通の男が、歴史の激流の中で否応なく変わっていく姿を、作者は自身の憧憬を込めて描いているのではないだろうか。
そして敗者の側に立った普通の男にも、人間としての生き様があり、若者ゆえの悩みも…続きを読む - ★★★ Excellent!!!――それは、雨の中の出会いから始まった。
新撰組、藤堂平助。江戸から募られて、京で結成された新撰組の、初期からの幹部として知られる男ですが、その激しく流転する運命の中で、彼が何を想い、どう剣を振るって来たのか――。
また、美男として知られた平助が、いかなる恋模様を広げていたのか。
そして、時代に翻弄される新撰組の中で、どのようにその新撰組をより良くしようとしてきたのか。
それに対するひとつの想像として、あるいは、もうこれが本当なんじゃないかと思うくらい、真実味のある藤堂平助がここにいます。
……特に恋模様はやきもきさせられます^^;
この物語のはじまりである、雨。
その雨の中で出会った女性への想いは、読者としても、早く遂げて欲しい…続きを読む