それは啄まれることも、虫に喰われることもなく、種を芽生えさせることも…

滅菌された瓶の中、あまい糖液に浸かって眠る果物たち。
それは確かに、甘い夢を見ているようにも、永遠に時を止められたようも見えるのかも。