概要
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男爵家の長男、ロルフは、知勇ともに大いに優れた少年だった。その将来を疑う者はおらず、婚約者のエミリーや妹のフェリシアからも慕われていた。
当人も努力を怠らず、貴族家の嫡男でありながら騎士として叙任されることを夢見て真摯に文武を修めていた。
だがロルフは、十五歳の時に授かるはずの魔力を授からなかった。それは異例で、女神に棄てられたことを示していた。その日から、ロルフには侮蔑の視線が向けられることになった。
逆に婚約者のエミリーは最大級の魔力を授かり、即座に騎士に叙任された。彼女はロルフが優れた人間であると信じ続けたが、周囲は違った。
ロルフは男爵家を廃嫡され、婚約を破棄され、従卒としてエミリーに仕えることになった。さらに彼は騎士団で"煤まみれ"と
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!追放物の名作
序盤の主人公への試練が多すぎて思わず「ざまぁ」を期待してしまいますが、個人に対する明確な罰は描かれません。
「環境は人を変える」いい意味でも悪い意味でも。
主人公は劣悪な環境に身を置きながらも、信念を持ち続け、どのような人に対しても理不尽な怒りをぶつけることの出来ない青年です。
それに加えて、罰を受ける側が咎を認識していない。彼らにとって、当然のことをしているだけから。
本作のテーマは
「古から根付いた悪しき価値観や組織を破壊する」
ことにあると思ってます。
価値観を変えられない人間側、柔軟に切り替えられる魔族側。
世界からイレギュラーな存在な主人公と交わることで、様々な考えや思惑が交錯し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!唯1人加護を貰えない男、信念を貫き通す
良質なざまぁが読みたかったのに期待外れでした
女神の信仰が絶対の中、唯1人加護を受けられず侮られ、罵られ、迫害され続ける男
それでも諦めず自分に出来る事をこなし、誠実であろうとする
両親は元より、仲睦まじかった妹、婚約者にも見下される男
女神からの加護を自分の実力と過信し、異種族の殲滅を理想とする価値観の中で、囚われる事なく自分の意思を強く持ち貫き通す
その抗う力の前で、偽物はメッキが剥がれ落ちてゆく
男の熱いハートに胸がいっぱいになりますね
ざまぁが読みたかったのに
そんな事どうでもよくなってしまったよ
前半はツラい境遇にストレス溜まるかもしれませんが、やがて昇華されますの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ここに良作ありました
もうカクヨムには無いかと思ってました。まだまだあるもんですね、良作って。
「追放ざまぁ」をとことん純度高めた作品。純度が高すぎて、追放されるまでそういう作品って気付かなかった。いろんな伏線が終盤に向けて収束されていく様子はお見事で、どう締め括るのか今から楽しみです。
気になるのは、エミリーどうするの問題です。この作品のヘイト管理の中核を担ってきたエミリー。彼女がバランサーとしてこの作品の歪みまでも吸収している。ラスボスなどとして酷使することなく、最後は幸せにしてあげて欲しい。
好きなシーンは175,6話のエミリーvsリーゼの煽り論破です。ゾクゾクします。









