この作品には本物のクズが登場します。

轍の中の踏まれた鈴蘭。悲しむ少女。



男が腹くくる理由。
充分だ。

逆境にも負けずに力強く成長していく主人公と、作り込まれた世界観、ストーリーが魅力的な作品です。

もうカクヨムには無いかと思ってました。まだまだあるもんですね、良作って。

「追放ざまぁ」をとことん純度高めた作品。純度が高すぎて、追放されるまでそういう作品って気付かなかった。いろんな伏線が終盤に向けて収束されていく様子はお見事で、どう締め括るのか今から楽しみです。

気になるのは、エミリーどうするの問題です。この作品のヘイト管理の中核を担ってきたエミリー。彼女がバランサーとしてこの作品の歪みまでも吸収している。ラスボスなどとして酷使することなく、最後は幸せにしてあげて欲しい。

好きなシーンは１７５，６話のエミリーｖｓリーゼの煽り論破です。ゾクゾクします。

この話はまごう事無き剣と魔法の物語。
その上で少しだけSF的というか、根幹の設定を中心にそこから全てが枝葉のように繋がっているような、ある種の必然性みたいなものがあるように感じる。

安易にストーリーの展開的にどうとかテンプレ的なものに当て嵌めずしっかり向き合った方が面白い作品だと思う。

個人的には大好きです。

順風満帆とはいかず、けれど確かに譲れないものがあり、しかし選択に葛藤がある。どちらかを立てればどちらかが立たない。矛盾だらけの世の中で、それでも選択していかなければならない…素敵な作品です。

これほど真剣に読んだ事はなかった。
最後まで見届ける。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（172文字）

もう既にメインのキャラクター達が1読者に過ぎない自分の身内のような親近感。
共感ではない、主人公達の良いことも悪いことも身内のやってることだから無視できませんって感情で読んでる。
特にヒロイン？のエミリーは自分の姪っ子のような気分でハラハラが止まらない。
主人公達に感情移入するってのとはまた違った感じ、自分がこの世界観の中にいるのに何も出来なくて不甲斐なく思ってしまうほど没頭してしまう。
こんな気分で小説を読むのは初めてだ、なんとも稀有な作品。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（201文字）

物語の主人公の不屈の精神には心が洗われる。さらに、魅力的なキャラクターが敵味方を問わず多数登場し、彼らとの命のやり取りに感動が広がる。

1話読む度に、心の中で勝手に★足してます。
６巻も楽しみ。

一気に読んでて何度もスマホの電池がなくなりましたw

葛藤しながらもブレない主人公。
すごくすごく人間的な魅力を感じます。

戦場の匂いを感じたかのような錯覚を覚える表現も好きです。

オススメです。

2部まで読みました。文章自体が非常に魅力的で、下手にメディアミックスすれば作品の魅力が損なわれてしまうと感じるほどでした。世界観もありふれているようで重厚な作り込みが感じられ、主人公の身の上にも深く掘り下げが行われているので、物語に入り込むのには苦労しませんでした。序盤の主人公が虐げられる展開にフラストレーションを溜めている読者も多いかと思いますが、それだけ読み手の感情を揺さぶることができる名作であるということです。評価されるべくして評価されている素晴らしい作品です。

面白くて、続きが楽しみです
一気読みしてしまいました

世界という舞台が違うだけで、今ロシアとウクライナ間で起こってる戦争とかと何ら変わりないだろこれ。
いや、実際はフィクションだから現実のより大分マイルドになってはいるんだろうけど、とにかくキッツい。
泣きそう、泣きそう、泣きそう、でも見ちゃう。

しっかり組み上げられた物語に魅力的な登場人物。
大事に、じっくりと読んでいきたいのにそれを許してくれない。
早く、早くこの先を見届けたい。
読み進めるほどその思いは強くなった。
序盤、鬱々とした展開で読むのが辛いが、そこを乗り越えると⋯⋯世界が、変わってゆく。

よくある成り上がり系とは一味違います。

序盤で簡単に力を手に入れるのではなく、「魔力を持たない」ハンデを抱えたまま、泥臭く苦難を乗り越えていく。

他の作品と違って不遇の期間が長いけど、その事が力を手に入れた後のストーリーをより感慨深いものにしてくれます🥹
主人公を応援する気持ちも倍増🔥

めちゃくちゃオススメです！！

～作者様へ～
素晴らしい作品をありがとうございます。
続きが楽しみです！！