概要
僕は書き記す。
僕は自分に向けて、この文章を書く。君はすっかり変わってしまった。僕は君になることを恐れていた。きっと想像より遥かにあっけなく、いまの僕は終わってしまうだろう。もはや、いまの君は過去の君のことを理解できないということを、どうか覚えていてほしい。おそらく君が想像できるようなことは何1つ起こらなかった。この物語は君の物語ではなく、僕の物語だ。
※2016年の作品。短編集に収めていましたが、単体で上げることにしました。
※2016年の作品。短編集に収めていましたが、単体で上げることにしました。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?