流れ星は友達を連れてきた。……ロボットの、友達を

中学生の洋一は、いまいちぱっとしない。
体力も無いし、学力もイマイチ。趣味で書いてるマンガも……。うん……。

そんな洋一は、ある日流れ星に願うのです。
お友達が欲しい、と。

そんな洋一の前に、確かに友達は現れます。

万能補助ロボット P―四八型ポケット、と名乗る友達です。
ええ。
ロボットです。

幼稚園児ぐらいの背丈で三頭身。四角い箱に手足のついたレトロな外見をもつそのロボットは、メカーナ星からやってきた宇宙人でもあるのです。

洋一は、そのポケットとともに、暮らし、そして成長をしていくのですが……。

なんとも、中学生らしいエピソードや、ほほえましい内容の連続。
大小様々な冒険を繰り広げるふたりですが。

ある日。
やっぱり、別れが訪れるのです……。

どきどきワクワクのエンターテインメント性が強い作品です。
今は、夏休み。
是非洋一と同じ年齢の方にも読んで頂きたい。そんな作品です。

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