概要
女神と共に強くなる。やがて神殺しの神の従者となる男の旅路。
剣士アインは迷宮に棲む邪神から、女神の雛を体内に埋め込まれる。
代償と引き換えに望みを叶え、あるいは気紛れに人を蹂躙する、異形の神々が崇められる世界。
アインは雛神を迷宮の玉座に据えるべく、神殺しの旅を続ける。
雛神が己の身を裂き、羽化するその日まで。
代償と引き換えに望みを叶え、あるいは気紛れに人を蹂躙する、異形の神々が崇められる世界。
アインは雛神を迷宮の玉座に据えるべく、神殺しの旅を続ける。
雛神が己の身を裂き、羽化するその日まで。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ダークファンタジーで読む異世界クトゥルフ!
非常に濃密な短編です。
ですが、世界設定を描き出す用語の数々は、すんなりと頭に入ってきて、とても豊かに情景を見せてくれます。
アイホートの雛の宿主になった主人公が、自らの意思で最強を目指すファンタジーなのですが、しかしそこはクトゥルフ。一筋縄ではいきません。
毎度毎度がけっぷちで、反則や裏技などあるわけもなく、それでも必死──そしてどこか淡々と、主人公は戦いを続けます。
ゲストキャラも濃い面々がそろっており、飽きるということがありません。
ぜひ、お読みになってみてください。
そしてあなたも、雛神さまの宿主になってみてはいかがでしょう?
星3文句なしの、素敵な作品でした! - ★★★ Excellent!!!この身にツンデレを宿せるなら雛神様大歓迎です!
主人公アインの中に宿る雛神様。
一蓮托生な関係だからこそ生まれるツンとデレがとても良いです。
共に生きる道があるかもしれないことをにおわせながら、二人で戦っていくその後を想像させる。
エピソード以降のデレが想像できて素敵です。
雛神様は母神様によって宿る相手を決められるから、アインに対しての『ツン』その理由も想像できてツンのバックボーンがしっかりできていると感じます。
オリジナルっぽい用語も出てきたので言わせてもらうと、これ短編で終わらせるのちょっともったいないくらい面白いですね。
アインの雛神様にも名前を与えて、その名前は誰が決めたのかとか、主人公が決めるのならそういうシーンも書い…続きを読む