原作付き転生異世界物での原作主人公は“ゲスでクズな外道”か
“途轍もなくウザい奴”の2択なんだが、極めて珍しいことに、
この作品においては原作主人公が真の善性を持つ人物です。
(最近すこしヤンデレ入ってるけど)
本作では主人公自身が(かろうじて外道には落ちていない)クズだからなー
個人的に俺TUEEE系を否定はしないけど、単純な数字のインフレには萎えます。
(スケール感の描写を伴わない“敵の数〇万”とか“全長〇Kmの敵”だとか)
それと、ファンタジー世界を題材とする作品において、元々神が存在する世界観
(本作も該当すると思う)であればともかく、
『神』(分かり易い超越者)、『宇宙』(世界の拡張)に加えて
『精神と時の部屋』(お手軽パワーアップ)の登場も遠慮したいところ。
※『デスマ』では前の2つがうまく描写されていましたが。
最後に一言、
どう見ても本作のメインヒロインはエンリケ(笑)※コミック版でも同様
勘違いものの作品で、文章のギャグセンスが高くてずっと笑いながら読める作品。
1話目から笑った。
最初から面白いのに、物語が進むにつれてどんどん主人公とその周りが面白くなる。
コメディ全振りかと思っていたら、学園編に入ってからは面白さは勿論、本当に今読んでる作品はあのクズレスなのか?ってくらいイケメンムーブも味わえた。
感動して泣くレベル。
この作品って王道ファンタジーだったのか?
個人的に好きなキャラは、もはやメインヒロインと言っても過言では無いおっさんのエンリケ、善意100%で主人公を地獄に叩き落とすメイドのリエラ、主人公によく曇らされてるジーク、そして我らが主人公のクズトス、、じゃなかったウルトス。
ウルトスが健気で乙女なジークの事をずっと男だと勘違いしてる時はちょっとキツかったから好感度下がったけど、ずっと勘違いしないで4章で気づいたし、面白いし、やる時はやるかっこよさも味わえたから好き。クズだけど。
どうして俺はこんなクズを好きになってしまったのか....。
この作品ならではの、クズさんが自己保身でクズムーブをしてしっぺ返しを食らいつつ、なんやかんやで物語を綺麗に締める形式美が面白すぎてこの作品から離れられない。
今では毎話クズさんが相変わらずクズすぎるって爆笑してる。
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