概要
江戸を揺るがす火薬の謎。闇に消えぬ深川の灯を、しんさんが守る!
深川の裏道で起きた密室殺し。しんさんこと黒書院三番方番士・片桐理一は、相棒の弥吉とともに、火薬の匂いをまとった奇妙な事件を追う。材木置き場、米問屋、船宿に残された火薬の痕跡と、黒い羽織の“影”の噂。調査の末、影の狙いは放火ではなく、町を混乱させ、その隙に江戸城の火薬蔵を動かす企みを隠すことだと判明する。理一たちは三つの印を手がかりに、陰謀の核心が潜む火除地へ。深川の暮らしを守るため、闇に立ち向かう二人の活躍を描く、江戸情緒あふれる人情ミステリ。
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