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- ★★★ Excellent!!!赤、透明、白の群舞…心のざわめきと静かな秋の歌
赤、白、透明という「色」の表現が鮮やかな連作短歌です。
赤い色の曼珠沙華は、その赤さを自ら振りまいているのではありません。透明で熱い太陽の光(火)にただ静かに焼かれています(私は宮沢賢治の詩「恋と病熱」の「透明薔薇の火に燃される」という表現を想起しました)。
そのかわり、曼珠沙華は「血」を鱗茎から分けて、その血を振りまく。その血のにおいも透明です。しかし、その血が、夜につぶしてしまった秋の蚊、そのつぶれた痕に残った(たぶん、かすかな)血のいろへとつながります。秋の夜に死んだ虫から、白昼に見た曼珠沙華へと思いがリフレインします。
色の対比とともに、「静」に寄った動静の表現、それと対照…続きを読む