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概要
敵を沈める。それでも、海に沈む者のために祈る。
第一次世界大戦下、地中海。
ドイツ潜水艦Uボートによる通商破壊に苦しむ英国は、日英同盟を結ぶ日本に海軍の派遣を求めた。
遥か欧州へ派遣された第二特務艦隊。
英国から貸与された駆逐艦「棕櫚」を任された氏家林太郎少佐も、その一員だった。
聴音器を頼りに姿の見えない敵を追い、輸送船を守り、時には敵兵を救う。
フランス海軍のマルロー、英国海軍のウィリアム、婦人海軍部隊のメアリー、米海軍のノーマン――異国の軍人たちとの出会いと別れの中で、氏家と寄せ集めだった「棕櫚」の乗員たちは、一つの艦として戦場を生き抜いていく。
そして海の底には、氏家を狙うドイツ潜水艦長ギュンターがいた。
狩る者と、狩られる者。
敵同士でありながら、同じ海で生きる船乗りたち。
戦争が終わったとき、敵はまだ敵なのか。
第一次世界大戦
ドイツ潜水艦Uボートによる通商破壊に苦しむ英国は、日英同盟を結ぶ日本に海軍の派遣を求めた。
遥か欧州へ派遣された第二特務艦隊。
英国から貸与された駆逐艦「棕櫚」を任された氏家林太郎少佐も、その一員だった。
聴音器を頼りに姿の見えない敵を追い、輸送船を守り、時には敵兵を救う。
フランス海軍のマルロー、英国海軍のウィリアム、婦人海軍部隊のメアリー、米海軍のノーマン――異国の軍人たちとの出会いと別れの中で、氏家と寄せ集めだった「棕櫚」の乗員たちは、一つの艦として戦場を生き抜いていく。
そして海の底には、氏家を狙うドイツ潜水艦長ギュンターがいた。
狩る者と、狩られる者。
敵同士でありながら、同じ海で生きる船乗りたち。
戦争が終わったとき、敵はまだ敵なのか。
第一次世界大戦
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