概要
「負け」を知らない魔王横綱に、少女が黒星を突きつける!
大相撲をこよなく愛する高校二年生・月島ひまりは、両国国技館で歴史的な一番を目撃する。番付に載って以来、一度も負けたことがない関脇・黒岩獄が、横綱・大天峰を破り十五戦全勝で優勝したのだ。黒岩は驚異的な強さから「魔王」と呼ばれ、ついに横綱へ昇進する。しかし、ひまりには誰にも見えないものが見えていた。大天峰が黒岩を投げた瞬間、黒岩の背後から六本指の黒い腕が伸び、土俵をつかんで敗北を阻止したのだ。黒岩の無敗記録は、人間の力だけで作られたものではなかった。
黒岩に取りついていたのは、勝利への執着を食らう悪魔・羅刹王だった。しかも黒岩自身が、かつて「二度と負けたくない」と願って羅刹王を呼び出していた。黒岩は番付に載る直前の前相撲で朝乃海に敗れており、その一敗をきっかけに悪魔と契約したのだ。羅刹王は黒岩を
黒岩に取りついていたのは、勝利への執着を食らう悪魔・羅刹王だった。しかも黒岩自身が、かつて「二度と負けたくない」と願って羅刹王を呼び出していた。黒岩は番付に載る直前の前相撲で朝乃海に敗れており、その一敗をきっかけに悪魔と契約したのだ。羅刹王は黒岩を
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