概要
振り向いた人間は、死んでいる。
市内で相次ぐ、原因不明の死亡事故。
死亡直前の映像が残っていた被害者は、
全員、誰もいないはずの背後を振り向いていた。
そして全員のスマートフォンに、
同じ言葉が残されていた。
「よろしくお願いします👶」
午前二時十三分。
一本の鼻毛を測っていた男の研究室にも、
裸足の子どもが現れる。
「よろしくお願いします👶」
死亡直前の映像が残っていた被害者は、
全員、誰もいないはずの背後を振り向いていた。
そして全員のスマートフォンに、
同じ言葉が残されていた。
「よろしくお願いします👶」
午前二時十三分。
一本の鼻毛を測っていた男の研究室にも、
裸足の子どもが現れる。
「よろしくお願いします👶」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!怖いのに笑える、鼻毛男と👶の怪異譚
冒頭の「背後を振り向く」という不穏な導入から、一気に怪異ものへ引き込まれるのに、主人公が鼻毛を七・二ミリとひたすら測定しているせいで妙な可笑しさが生まれている。
そして何より、「よろしくお願いします👶」の破壊力がすごい。
普通なら背後から怪異に声をかけられれば振り向くところを、この男は「測定の邪魔だから」という理由で怪異を完全に無視する。
このズレが最高にシュールで、怖いはずなのにじわじわ笑えてしまう。
怪異そのものはしっかり不気味なのに、主人公の妙な平常心と鼻毛への執着が恐怖を絶妙に壊してくる作品。
ホラーと不条理コメディの噛み合わせがクセになります。
鼻毛男、強い。👶も強い。