概要
田舎の高校は、生徒も妖怪も平和なんです。
栃木県立の石端高校。少人数の進学校だが、周辺には、溜まり場になる店もない田舎にある為、卒業を控えた仲の良い六人は、廃屋でキャンプ気分で過ごす事にした。だが、人にあらずの物達が、先に住んでいた。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!妖怪とは常に其処に在るもの。
妖怪には造詣の深い作者の、その名の通り
栃木在住ならではの瑞々しい自然や伝承を
織り込んだ作品の中で異彩を放つ長編
【栃木妖怪研究所日誌】のスピンオフ…。
登場人物の高校時代の一コマを切り取った
この掌編には、昔懐かしい 妖怪たち の
姿が現代にも生きいきと存在している。
作者ならではの 妖怪 への深い眼差しが
卒業を間近に控えた高校生達と妖怪達との
温かな交流へと昇華している。
本来、妖怪とはこういうもの。
畏れを持ちつつも、至極自然に身近に居て
時には驚かされ、時には指導され、又
時には人生の途中にある様々な出来事を
励ましてくれる。
何より、彼ら高校生たちの意気や佳し。…続きを読む