概要
大正15年製の碍子12万個。回収率100%になると最後の1個が神になる
大正15年、ひとつの金型から121,400個の碍子が生まれた。100年後、碍子は付喪神として目覚めた。
神格の総量は型ごとに決まっている。12万で割れば、1個の取り分は無に等しい。だが国の無電柱化事業が、それを1本ずつ抜いていく。分母が減れば神格はどんどん濃くなっていく。
品質保証部、東雲に回ってきたのは、その回収の管理。突然現れた巫女装束の彼女は驚くほど協力的だ。彼女は名乗った。「31,000分の1」と。
自主企画参加。
【読み合い】怪異解体倶楽部 ――その怪異、理屈で考えてみよう
https://kakuyomu.jp/user_events/2912051607807418258
神格の総量は型ごとに決まっている。12万で割れば、1個の取り分は無に等しい。だが国の無電柱化事業が、それを1本ずつ抜いていく。分母が減れば神格はどんどん濃くなっていく。
品質保証部、東雲に回ってきたのは、その回収の管理。突然現れた巫女装束の彼女は驚くほど協力的だ。彼女は名乗った。「31,000分の1」と。
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