概要
初めて自分のために作った靴が、次の恋を連れてきた。
「侯爵夫人になる女性が、他人の足元に跪いて靴を作るなんてみっともない」
そう言われ、五年間の婚約を解消された子爵令嬢リゼット。
王都の小さな工房で靴職人として働く彼女は、その夜、ずっとしまっていた赤い革を取り出す。
今まで作ってきたのは、婚約者の靴。
顧客の靴。
家族の靴。
自分のために作った靴は、一足もなかった。
翌朝、その赤い靴を見つけたのは、古傷のせいで舞踏会を避け続けている公爵アレクシス。
「同じ作りで、私にも一足お願いできますか」
そして完成した靴を履いた彼が口にしたのは、仕事の依頼ではなく――。
「次の舞踏会で、私と踊ってください」
誰かの役に立つためではなく、自分の足で次の人生へ歩き出す。
婚約破棄×靴職人令嬢×お仕事×恋愛の一話完結短編。
そう言われ、五年間の婚約を解消された子爵令嬢リゼット。
王都の小さな工房で靴職人として働く彼女は、その夜、ずっとしまっていた赤い革を取り出す。
今まで作ってきたのは、婚約者の靴。
顧客の靴。
家族の靴。
自分のために作った靴は、一足もなかった。
翌朝、その赤い靴を見つけたのは、古傷のせいで舞踏会を避け続けている公爵アレクシス。
「同じ作りで、私にも一足お願いできますか」
そして完成した靴を履いた彼が口にしたのは、仕事の依頼ではなく――。
「次の舞踏会で、私と踊ってください」
誰かの役に立つためではなく、自分の足で次の人生へ歩き出す。
婚約破棄×靴職人令嬢×お仕事×恋愛の一話完結短編。
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