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概要
マニュアルには三分。私が毎日やっていたのは、その後の二十七分だった
営業事務の佐倉美緒には、毎朝必ず行う仕事がある。
前日の受注データを確認し、出荷一覧を営業へ送ること。
マニュアル上の所要時間は三分。
業務効率化の会議で、課長から「こんなの三分で終わる仕事でしょう」と言われた美緒は、翌日から一週間だけ、マニュアルに書かれた三分の作業だけをすることにした。
仕事は止まらない。
会社も困らない。
ただ、それまで誰にも見えていなかった二十七分が、少しずつ姿を現していく。
前日の受注データを確認し、出荷一覧を営業へ送ること。
マニュアル上の所要時間は三分。
業務効率化の会議で、課長から「こんなの三分で終わる仕事でしょう」と言われた美緒は、翌日から一週間だけ、マニュアルに書かれた三分の作業だけをすることにした。
仕事は止まらない。
会社も困らない。
ただ、それまで誰にも見えていなかった二十七分が、少しずつ姿を現していく。
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