本自主企画「典型SFを集める」は、
本日をもって企画期間の終了を迎え、ひとまず区切りとすることができました。
ご参加いただいた作者の皆さま、そして企画を通じて読んでくださった読者の皆さまに、心より感謝いたします。
企画期間中、私はまず企画テーマに照らして関心を持った作品を読み、
その後、実際の読書体験を通じて内容や構造をあらためて捉え直し、
自分なりに分類・整理しながら読み進めてきました。
中には、深く読み込むことで、
まるで心の中の鐘を静かに打ち鳴らすように、
読後も長く余韻が響き続ける作品が数多くありました。
こうした読書体験を重ねるうちに、
読後に自分の中に残った言葉や感覚そのものが、
次第に積み重なっていきました。
それらは、作品を評価したり並べ替えたりするためのものではなく、
あくまで「その時、どのように読んだか」という
一読者としての感想の集積です。
企画終了後、それらをあらためて振り返り、
このまま流してしまうのではなく、
一つの形として整理して残しておきたいと考え、
感想集としてまとめることにしました。
これらの感想は、
原作品の作者様の判断によって削除される可能性もあるため、
私個人の読書の軌跡として保存する、という意味合いも含んでいます。
また、私としては、
この感想集が作品をより深く味わう入口となり、
結果として読者が原作へ戻って、
もう一段踏み込んで作品と向き合うきっかけになれば幸いです。
なお、カクヨムの既存のレビュー機能では、
作者側からの応答が「いいね」に留まりやすく、
読解についてのやり取りが発展しにくい面もあります。
そのため、もし感想内容について補足したい点や、
異なる解釈・視点がありましたら、
該当作品の該当章下にてご意見をお寄せいただければ幸いです。
そうしたやり取りも含めて、読書交流の一部だと考えています。
また、整理する感想の中には、
作品の展開や構造に踏み込んだ内容
(ネタバレを含む議論)も含まれます。
感想集の序文および各項目にはその旨を明記する予定ですので、
未読の方はご自身の判断で閲覧してください。
改めまして、本企画に関わってくださったすべての方に感謝いたします。
今後も、作品を丁寧に読み、その読後を言葉として残していければと思います。
(イメージのみ)
