新作を書きました、というお知らせです。
今回は架空の国のサーカス団のお話です。
「クリフが死ぬと言うとき、私はぐちゃりと塗料を塗られる。肌に張り付いて固まったそれは、私の快適を奪う。
死を語る少女は、酒の味に文句を言う幼子くらい臭いものだと思った。」
「美しいものを見ると、なぜだか動悸がするでしょ。だから、死に近づくの」
お気に入りはこの辺です。
私は19世紀のイギリスが大好きでして、今作もそのあたりをイメージしております。
主人公の少女・ベラを普遍的な少女として描くのに、苦労しました(だって、私に似ているようで、案外違うんですもの)。煮詰めて、煮詰めて、今できる限りの表現ができたと思います。
新作、「死ぬご予定を勝手に入れるな」をよろしくお願いします。