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土曜日のどよどよ

小学生の頃、夏の土曜日はきらきらしていた。

朝は学校で、お昼には家に帰って。
夏の土曜日のお昼ご飯は、だいたい素麺とおにぎり。たまに卵焼きやウインナーもある。

テレビで新喜劇を観ながらそれらを食べて、犬と戯れて。新喜劇を見終わったら、とりあえず自転車に乗って近くの大きめの公園に行く。だいたい誰かがいる。

けいどろも缶蹴りもまだ現役だった。
誰もいなかったら、そのまま自転車で近所をふらふら走りながら、友達の家をまわって行く。だいたい誰かの家の前で数人が集まってたりする。ゲームしたり、もしくはアホみたいに自転車を乗り回したり。

そんな感じで16時とか17時まで遊んで、家に帰ったらお風呂に入る。スーッとする入浴剤をドバドバ入れる。潜水したり歌ったりとひとしきり暴れ散らかしたあと、脱衣場で必ず超サイヤ人になる。冬場のほうが湯気が出てそれっぽくなる。

服を着たら、スーッをさらに得るためにベランダに出る。通りを走る車や歩く人たち、隣の家から聞こえるテレビや話し声の音。まだ明るくて、けれど元気をなくしつつある夕日を浴びながら、まだ夜にならないということになぜだかちょっと興奮する。

何かしたい。何をしようか。もったいない。そう思いながらも、外には出れないので仕方がなくテレビを観る。明日は日曜。朝からアニメの放送がある。たまに早起き出来て見れた時は嬉しかった。ほとんど観れたことはなかったけれど。

そうこうしているうちに晩ご飯の時間。3歳上のおねぇは、いつもささっと食事を済ませて自室に戻る。僕にはそれが有難かった。子供ながらにおかんとおねぇは性格が同じと思っていたし、いつも些細なことで言い合いしては、そのとばっちりを食って気まずい空気の中で食事をしなければならなかったから。だからなのか、家で家族揃って食事をしたという記憶があまりない。家が自営業ということもあるだろうけれど。あと、金曜日と土曜日の夜におとんを見かけることはほとんどなかった。何度か夜に目が覚めてトイレに行った時、おかんの怒声が聞こえ、恐る恐る見に行くと仁王立ちのおかんと、酔っぱらってグデグデになってるおとんを見たことがある。なので、うちのヒエラルキーの頂点はおかんだったし、同じ性格のおねぇがいるせいで、僕の中では世の中のヒエラルキーも昔から女性が上になっている。そして、あるいはこれをトラウマとも言う。

さぁ、困った。きらきらな小学生の土曜日の思い出を語るつもりが、書かなくていいところにまで話がいっているし、きらきらは途中から綺麗さっぱり消えてなくなっている。

まあ、そんなもんか。思い出なんて。

そんな感じの金曜日。皆さまいかがお過ごしでしょうか? 

私はまあ、こんな感じです。きらきらしていません。でも明日は土曜日ですのでね、もしかしたらきらきら出来るかもしれませんからね。でも私の左目は、今朝からめばちこの終焉で膿が出てきたりで霞んでいるので、もやもやしております。靄が晴れたらいいですね。まあ、そんな感じの金曜日です。呑む!

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