特に書くことがありません。
特に書くことがない時は、自分語りでもすればいいか。
ここや例のラブレターや掌編を書いてる時の文章がいちばん得意というか、それこそラブレターの様な書き方は、もう何万回とやってきているので、完全に手癖の様なものなんですけれど。
そして、もしかしたらアレを読んで「おや?クンクン。こいつは臭うぜ」と思った方もいるかもしれませんね。
そう、私は、元ロキノン厨です。
説明しよう。
ロキノン厨とは、音楽雑誌ロッキングオンorロッキングオンジャパンに掲載されているバンドやアーティストとしか認めない硬派なロッカーやパンクスを気取りながらも、裏ではちゃんとヒットチャートの作品も聴いている恥ずかしがり屋さんたちのことである。
私は敬意と残念さを込めて、悲しきモンスターと呼んでいましたが、ご存知でない方がいらしたら、一度ロッキングオンの編集者の書くレビューとかをご覧になって下さい。書き方自体はほぼ一緒ですから。
そして、なぜ書き方が同じなのかと言うと、学生の時に本気で就職しようとしてたからです。まあ、2次であっさり落ちましたけれど。そして、その時受かったヤツは、ロッキングオンを蹴って別のとこにいったらしいですけど。
所謂、ビジネス文章的と言いますか。最初にポンッと結論めいたものを書いておいて、そこから展開していって、最後に、最初の結論にちょっとヒネりを加えた終わりにするやり方。それがロキノン文章でございます。
まあ、私が読んでた時代のですけれどね。
今はだいぶポップになった印象ではありますけど、それは雑誌どうこうというよりも、音楽を取り巻く環境が変わったのが大きいんでしょうね。今やロックしか聴かねえぜ!みたいな尖った若人はいないでしょうし。
いい時代ですよ。本当に。
ただ、昔は昔で良かったんですよ。特にライブハウスとか、フェスとか。今とは全然違いましたからね。
まあ狂うておったと言えば、それまでですが。
過ぎ去りし時代も、たまに思い出すと良いものです。もちろん今が一番ですけれどもね。と言うか、今は今でけっこうカオスだと思ってますけれどもね。
特にオチはございません。
足利義氏。いえ、あしからず。