雷師ヒロ様より『エンドレス・サーガ』にレビューをいただきました。ありがとうございます!
投稿してから空気になりつつあった本作でしたが、おかげで数人の方に読んで頂けました。笑
本作は勇者・魔王・囚われの姫君という、誰もが一度は見たことのある王道ファンタジーを素材にした短編です。
剣と魔法、派手な戦闘、ダークな展開――
エンタメとして楽しめる要素はしっかり入れつつ、今回はその裏側にある「ちょっと嫌な怖さ」を描いてみました。
テーマは、「役割を与えられ、その役を演じ続けなければならない恐怖」です。
勇者は勇者として期待され、魔王は魔王として討たれ、姫君は囚われ、救われる存在であることを求められる。
それが当たり前の世界では、果たして誰が自由なのでしょうか。
本作では、なぜ勇者が何度も現れるのか、なぜ魔王が倒されても終わらないのか、そんな疑問を物語として楽しめる形で仕込んでいます。
ネタバレになるので多くは語れませんが、「いつもの英雄譚だと思って読んでいたら、気づいたら違う景色が見えていた」そんな読後感を目指しました。
重すぎず、でも少しだけ後味が残る話です。
一話完結なので、気軽に覗いてもらえたら嬉しいですね。
最後に雷師ヒロ様の作品を紹介させていただきます。
『リンデル王室史話 〜王位を望まぬ冷遇王子が政変王と歴史に名を残した理由〜』
https://t.co/qma2ILSTZr冷遇されてきた主人公・アルスが、さまざまな人物と出会い、交流を重ねながら成長していく物語です。
本作の魅力は、何よりも丁寧な人物描写にあります。男同士の友情や絆を軸にした作品で、警察のバディものやミリタリー作品が好きな方には特に刺さるのではないでしょうか。
ヴィクトリア朝をモチーフとした世界観も印象的で、作者の圧倒的なインプット量が随所に感じられます。描写一つひとつに説得力があり、重厚でありながら読みやすい文体とのバランスも見事です。
少しでも気になった方は、ぜひ一度読んでみてください!