気を取り直して（？）月曜にちょろっと公開したきりになっていた新作について。
実は、ダムキナの連載を始めた直後（読者の反応を見てとかではなくもう本当に1話上げるか上げないかの頃）、『今度は正反対のウェブ小説っぽい作品が書きたい！』という謎の衝動に襲われまして。
ひとつ、そっち寄りのお話の構想はあったんです。
中高生の頃に書いていた王道系ファンタジーで、ド長編のやつ（笑）。ただ当時は序盤までしか書いておらず、先の構想も部分的にしかできていなくて。
いつか歴史物に寄せて書きたいなと思っていたのが、なぜかドファンタジーのまま（笑）バーッとラストまでの全展開が降ってきたのが2024年1月（ダムキナの現行版が降ってきたのが2023年1月）（この調子で今年は何が来るんだとちょっと思っていたけど来なかったな……？）
さすがにダムキナ優先で手を付けてはいなかったのですが、連載の終わりが見えてきた12月半ばに、軽くラフのようなつもりで書き始めまして。もう執筆ソフトさえ使わずにカクヨムの下書き画面に殴り書きのレベルだったのですが。
そこから1ヶ月弱で七万字近く書いてた自分に笑いました。ダムキナ十八万字に2年かけてる奴がどうした……！？
体調の差はあるし（完全ではないですが元気になってきました）、お話自体のノリが軽いのもありますが、やっぱり中学から付き合ってるキャラたちの力かなあ。
そんなこんなで、執筆開始から三ヶ月を待たずして第一部十三万字以上を書き切ってしまったのでした（最終的にはもうちょい縮める予定）
そのまま流れで公開に入りかけたのですが、やっぱりラフだけあってちょっとおかしいな？ というところが出てきて今ストップしています。
加えてダムキナの中間発表で何か、変なスイッチはいりまして。
やっぱり悲しかったんですよね。落ちたことではなく、自分の実力のなさが。
もっと上手く書きたい、書けるはず、みたいな気持ちが出てきて。初心に返って少し創作の勉強をしてみようと思えました。
十年以上前にシナリオの勉強をしたきりになっていたから、タイミングだったのかな。
もうひとつ……。実は発表を見る前日に少し、自分は何を表現したいのか、というところに立ち返るような経験をしてまして。
今後はダムキナのようなダーク系の作品はあまり書かないかも知れません。これも全てタイミング。
というわけで新作『竜の宝珠』はホワイト系のド長編です。安心して読んでいただける感じにはなるかな。
ただ創作の勉強まで始めようとしているので、続きの公開がいつになるかますます怪しくなってしまい……。あまり休止が長引くようであれば一旦閉じるつもりです。
ちょこっと紹介と言いつつ長くなってしまいました；
そして完全に先行き不透明で申し訳ないです。なるべく早く戻ってこれるように頑張ります！