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レビューのお礼、そのほか 「藤棚の灯(ふじだなのあかり)」

 皆さま。花金の夕方、いかがお過ごしでしょうか。明日から三連休でございますね! わたくしは、明日の午後東京を発って、富士山麓を眺めつつ南下し、御殿場に一泊して、冨士霊園で母親の納骨をして参ります。せっかく御殿場にいくので、海鮮に舌鼓も打ちたいですね。
 
 新聞で読みましたが、先日、元大関の若島津さんが亡くなりました。69歳でした。現役時代は「南海の黒豹」と呼ばれたイケメン長身力士で、奥さんはアイドル歌手だった高田みづえさんでした。結婚したとたん、成績が急降下し、「あれはみづえちゃんが悪いね。。」と世間で囁かれ、可哀そうでしたが、みづえさんは立派な女将さんとして部屋を支え、最後まで添い遂げたのですから、エライです。
 
 と、なんでこんなことを書いたのかというと、わたくしの恋愛短編小説、「~ふんどし小説~ 愛しのSumo Princess!」https://kakuyomu.jp/works/822139836998590756 の舞台が、高島津部屋で、ヒロインが「みづえちゃん」って言うんですw 若島津さんのところをマネしたんですね。もちろん親方夫妻も出て来ます。相撲を題材にしたので、あまり読まれなかったのですが、殆どラブコメといった作品で、読者のsabamisonyさんが描いて下さったアートとソングもついています。わたくしは大好きな作品ですので、未読の方は読んで下さるとうれしいです。お暇なら来てよね。。

 それにしても、お相撲さんはみんな早逝ですね。千代の富士さんは61、北の湖さんは62、輪島さんは70、寺尾さんは60、先代貴乃花さんに至っては55です。みんな無理して身体を大きくして、バッツンバッツン体当たりするので、きっと身体が早く消耗するのでしょう。ボディビルやっているわたくしも他人事ではありませんから、気を付けて「ちょうどよい」というラインで止めておくのが大事ですね。

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 この間、また「藤棚の灯(ふじだなのあかり)」https://kakuyomu.jp/works/822139845903142207 に、沢山の♡、応援コメント、お星様、そして心のこもったレビューコメントを頂きました。完結からずいぶん経ちますが、カクヨム10コンテストも「宿命の伴侶」部門で、瞬間最大風速で2位になり、未だに4位をキープしていますね。これも読者の皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。この作品は、かなり力を入れて書いたので、「黒い髪の人魚」のようなロングセラーになってくれたらいいなあ、と思っています。

月星 星成 さん
悠鬼よう子 さん

から、それぞれお星様3つを頂きました。大変ありがとうございました!

 また、素敵なレビューコメントも沢山頂いております。全部をご紹介するのは難しいので、今日は5人の方をご紹介させて下さい。ながくなるのでそれぞれの皆さんのレビューを引用することはできませんが、下記の作家さんのファンの方々は、是非読みに行って見て下さい。

天野純一 さん
https://kakuyomu.jp/works/822139845903142207/reviews/822139846287187428
→ 天野さんは、知的ミステリーを主戦場にされておられますが、お勧めは代表作の「純然たるフーダニット」https://kakuyomu.jp/works/16818093073031208046
 これはすごい作品です。みなさん気になる「PVを倍増させる方法」を考えた男の話です。繰り返しは使えないトリックでしたが、執筆に膨大な労力がかかっているのがよくわかります。またキャラ設定がいい。読者を惑わすちょっとひねった性格にして、おかげで思考は迷走……。最後は全く思いもしない結末。とても感銘を受けました。確かにpvは倍くらいになってしまいました。これはお勧めです。

うみたたん さん
https://kakuyomu.jp/works/822139845903142207/reviews/2912051595387024070
→ うみたたんさんは、ミステリーとホラーがお得意で、どれもいいですが、わたくしのお気に入りは、ねっとりした心理描写がウリのこちら。「クリスティーナのこと」https://kakuyomu.jp/works/16818622172201260185
 冒頭から、名門女学園に集う女の子たちの他愛もないやり取りが展開され、ちょっとした百合展開もあって、「まるで萩尾望都の学園ものみたいな」と思いながら読んでいたら、あれ? 少しずつ様子がおかしくなってきて、読者はだんだん狂気の世界へ誘われていきます。そして最後はそれぞれの緊張関係が破綻したうえで真実が明かされ、やり場のない虚無感に捉われることでしょう。これ大好き。お勧めです。

志草ねな さん
https://kakuyomu.jp/works/822139845903142207/reviews/2912051595422089222
→ 志草さんは、現代ドラマと現代ファンタジーが主戦場ですが、最近のお勧めはこれ、「しょせん夢オチの話」https://kakuyomu.jp/works/822139845692592417
 中学校に入学して、部活動を何にするか悩んでいた瓜田賢人は、同じ一年生の北山から奇妙な「明晰夢(めいせきむ)研究同好会」に誘われます。「これは夢を見てるんだぞ」と理解しながら見る「明晰夢」を見るため同好会です。さあ、賢人は卒業までに明晰夢を見ることができるでしょうか。これは面白かったです。特に抑揚や派手な展開はなかったのですが、中学生特有の「しょうもない日常」がありありと伝わってきて、読んでいて心地よかったです。陰キャの中学生の勉強にもなりました。あんまり深く考えず、フフフってなりたい方は是非どうぞ!

四谷軒 さん
https://kakuyomu.jp/works/822139845903142207/reviews/2912051595478476830
→ 言わずと知れた、カクヨム歴史小説の大家、四谷軒さん。どれもいいですが、最近のお勧めは、「逃げろ岩倉 ~追放公家と脱藩志士の逃走劇~」https://kakuyomu.jp/works/822139845903142207/reviews/2912051595478476830
岩倉具視、そう、昔の500円札の人ですね。一癖ある食えない男という印象で、歴史好きにはあんまり人気ないのですが、四谷軒さんが書けば、このとおりかっこいい! 佐幕派であり奸賊であると糾弾され、朝廷から追放され、自邸に謹慎していた岩倉でしたが、天誅の対象として狙われる羽目になってしまいます。その逃亡劇をスリリングに描かれています。そして最後に追いついてのは、あの「人斬り」岡田以蔵。さあどうなるでしょうか? 歴史好き、特に幕末ものがお好きな方にはお勧めです!

燈栄二 さん
https://kakuyomu.jp/works/822139845903142207/reviews/2912051595610809540
→ 燈さんは、幻想的なファンタジーや趣味のサッカーをこよなく愛する、名前と裏腹な女子大生作家です。私のお勧めは、「私が18歳のキリルを終わらせるまで」 https://kakuyomu.jp/works/822139842016558148 
主人公は、これと言って目立つところのない、真面目な秀才キリル18歳。しかし、学園一の人気者、キリルからみたらまるで太陽のようなスター、ユリスと妙に馬が合います。あるとき、ユリスが、「何年か前、反乱分子で民主活動家のネフスキーが国外追放になっただろう。その息子がこの学園に忍び込んで、わが国の体制崩壊を画策しているらしいぜ」と言ってきますが、キリルは「へー、そうなんだ」とつれなく答えます。「で、それを嗅ぎ付けた国がスパイを送り込んでるっていうもっぱらの噂だ」「へー、ほんとかな。僕なんかには縁のない話だあ」
 しかし、スパイはいたのです。君か、僕か、一体誰を信頼できるのか。国家とは、体制とは、自由とは、幸せとは、そこを深く問うてくる好編だと思います。これ、お勧めです。

 いやー、長文失敬しました。
 それではみなさん、よい三連休を!

6件のコメント

  • さっそく読みに参ります!
  •  お、縞間さん。早速力強いコメントありがとうございます!
     相撲知らなくても十分読めると思いますよ。宜しくお願い致します。
  • こん~お邪魔しま~す。
    さっきはレビューありがとうございました。
    霊園は泊りがけで、今日は海鮮でしたね。

    あ、ところでリプに書き忘れたんですが、実は『ありがとう、家蜘蛛イチロー』の中で小田島さんの手法をお借りして使ったんですよ。フミエさんが悩んでいる場面で。あれは、小田島作品でいつもヒロインが心の中で葛藤してる場面の書き方なんですよね。
    ということで、この場を借りて御礼申し上げます。

    それではまた~ パタパタパタ~
  • 文鳥さん。読み返しました。「やっぱり出来ない」の辺りですね。ああいう逡巡、書いた覚えがあります。どの作品の誰だったかなあ? 森の家の優しい女、かな? 女性を沢山書いてきたので、もはや思い出せません。だけど、手法を取り入れて頂いて嬉しいです。それだけ印象に残ったという事ですからね。
    お互い執筆頑張りましょうね。
  • クリスティーナのコト」紹介ありがとうございます。
    最初は短編だったのを長編にしたから、力業みたいな展開もあるし、小田島さんもがっかりな小説になってしまったかな〜なんて思ったりもしましたが、今でも紹介してもらって嬉しいです!

    私もクリスティーナはかなり気に入ってます。もとの短いバージョンも日本人の名前にして載せようかなと思ったりしてます。

    御殿場は神奈川住みなので何度か行ってます。いいですよね〜。
    富士霊園は毎年行ってると言う人がちらほらいます。桜が見事なんでしたっけ?
  •  うみたたんさん。コメントありがとうございます。がっかりどころか、「クリスティーナのこと」は、わたくしのカクヨム作品読書歴の中でも、相当上位に位置づけられる傑作だと思っています。それぞれのキャラ造形がよいです。よく覚えているのは、ステラはもちろんですが、怖い女の先生ですね。誰だっけ。あのイヤーな人。最後殺されちゃうんでしたっけね?
     ギムナジウムの雰囲気なので、日本名じゃない方が馴染みやすいような気もしますが、和風ホラーミステリーにするのもまた一興かと思います。ショートバージョン、楽しみに拝読致しますよ。
     冨士霊園は桜が有名ですね。お彼岸と重なることもあり、駐車場は霊園所有者優先になるので、お花見客は駐車場難民となる場合もあるようです。

    「藤棚の灯」で力尽き、今は充電中ですが、また年度明けくらいから動き出しましょうか。
     お互い執筆頑張りましょう。
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