貘餌さら

近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。

以前投稿したものに修正を加えて再度投稿したものになります

美術館の所有する宝石『大いなる罠』を盗みに行くと怪盗から予告状が届いた。 怪盗の犯行方法も正体も誰も知らない。 そして美術館の中を歩く怪しい人影が現れて… 「5分で読書」短編…

☆☆☆ カクヨムWeb小説短編賞 2023　中間選考通過作品 ☆☆☆ 私の唯一の持ち物は、たった一枚のキャンバス。 私はそのキャンバスに線を描く。 自分が生きていることを確認す…

会社員・坂口 浩市の家族は、妻と娘が遠くにいる「遠距離家族」。 そんな彼と家族、そして彼の上司・三浦部長が紡ぐ三者三様の愛のカタチ。

小さな書店に務める書店員、宮下咲子は大学生バイトの少女から一冊の小説を押しつけられる。 少女の一押しだというその本の作者は、人気作家のカルマ。彼（？）は自身の素性を一切明かさない…

２人の内生きて出られるのは１人だけ。 生き残ったのは『右の男』か？『左の男』か？

この世界に転生して十数年たったある日、大好きな姉の姿を見て気づいた― 「ここ、ドラサンの世界だ」 俺の前世に難易度が理不尽過ぎてクソゲー認定された『ドラグーンサンクチュアリ』…

私が愛した人は死んでしまう 何度かループして初めて、私はそれを全て思い出した

ホームレスのようなおばさんがブルーシートに小さな瓶をいくつか並べて じっと座っていた。 段ボールでできた看板が立てかけてあり、 その看板には「感情スパイス屋」と書かれていた。

　風と空様自主企画「お題で遊ぼう！お題『思いに触れる』」参加作品です。 　サイコメトリーの能力を持つ管狐の少女。彼女はその能力を活かし、過去の事件を紐解く仕事を淡々とこなしていた…

　家族で初めて飼った保護猫についての記憶を、文章にしてみました。読み切りのノンフィクション(実話)になります！ 　もし良かったら、読んでみてくださいね。 　なろう様、エブリスタ…

短くても、物語。2分で読める——ミステリ。

道端に落ちていたブーケの中にアルラウネがいた。アルラウネは結婚式の前日に花と一緒に摘まれて日本まで輸送されてしまったらしい。アルラウネを家に連れ帰った翼はどうする？

あの作家と同姓同名を持つ男の苦悩の日々

　SF短編小説集です。 　月1回、1日0時に更新します。 　題材は近未来から遠い未来、地球から銀河系、果ては宇宙の果てまで、様々な登場人物の物語を描いていきます。 　但し、この…

月子は転校初日、イカサマで不良達を負かしてしまう。主人公の鋼は月子と意気投合。彼女の転校の目的を聞かされる。 「私、この学校に死体を探しに来たの」 　こうして、鋼と月子の捜査…

夕暮れの帰り道を、母親と息子は歩いていた。息子は社会からずれていた。息子は社会と食い違っていた。息子には線が理解できなかった。

とある夜会でミエルが告げられたのは、思いもよらない「告白予告」だった。 相手は幼馴染みで伯爵家の嫡男・アンジュ。 来週に迫った彼の誕生日に向け、プレゼントの話をするミエルに対し…

カラオケ店でアルバイトを始めた泰裕は、先輩バイトの咲良に一目惚れ。ひょんなことから音楽や映画など、いろいろ話をするように。 だがあるとき、泰裕は事務室から飛びだしてきた咲良と鉢合…

わたしの祖父は、よく自分で物語を作っては聴かせてくれた。 けれどもあの話は、作り話じゃなくて、祖父からの遺言ではなかったのだろうか。 作者の個人的ベスト短篇です。 ※執筆＆カク…

原稿用紙１０枚くらいの短いお話ですので、読んでみてください。

※一話完結。1000字の童話ミステリー。 ※【KAC20245】『はなさないで』参加作品。 ゆうちゃんが、どんぐり坂を歩いていると、いろんな動物に出会います。 森の神社のほこら…

勇気をだしてラブレターを書いた彼女から返事が来た。 そこには1枚のタロットカード。 初めて実物を目にした自分には意味もわからない。 彼女の返事の意味は…

僕、飯田太朗はある日駅で「カメレオンボーイ」と名乗る少年に出会う。誰からも無視されるその少年は「駅で見かけた変な人の話をするから、その人が何故そんな行動をしたのか当ててみろ」と挑…

　私が通う高校で起こった話。 　昔、みか、みちる、さきという三人の女子生徒が、教室でこっくりさんをやっていた。 　こっくりさんに帰ってもらおうとしたら、拒否されて『つれていく』と…

「この街のどこかに『人の人生を本にして売っている本屋』がある」という噂話を聞いた松木冬治。 そんな本屋で店主の三堂柊哉と出会った冬治は母の本を探すことにする。 幼い頃に冬治を残…

夢の中で、これは夢だと気づいた。 初めてみる明晰夢は、結婚式場だった。だがこの会場は何かがおかしい。 招待客が全員、白い衣装を着ている。ウェディングムービーが全て心霊写真。親族…

ネット記事や説明文は横組み（横書き）でも読めるのに、なぜか小説だけは縦組みでしか読めない。そんな縦読み派の嘆き。

　言い訳をしながら転売目的に商品を買いに来る女。 　雑な女装で街を歩く青年。 　上半身裸でビールだけを買いに来る肥満の中年男。 　少しだけ蓋をズラすように開けられた、トイレのタン…

時間潰しにやって来た彼氏に幼稚園時代の思い出を語るヒロイン。金魚とキンギョソウと謎のビニール袋の記憶……。◆ 短編賞創作フェス③《秘密》参加用の書き下ろしショートショート。

　もとはお題が「犬」のとある短編コンテスト応募作。 　お題が「犬」ですが、オカルト脳なのでどうしてもそっち系の方に思考が向いてしまい……でも、以前に犬の妖怪「送り犬」は書いてしま…

一通の招待状から始まる奇妙なパーティー。ゲストたちは無事に帰ることができるのだろうか。 四つの短編からなる物語です。

何年か前に作者（七生）が経験したことです。エッセイにしようと思っていたのですが、友人である某作家様のすすめで小説にしてみました。 ちなみに、作中に出てくる女の子は、元気にしており…

あるアパートで、1人の青年が自ら命を絶った。それは青年自身が望んだことだった。かのように思われたが、必ずしもそうとは言い切れないようだ。 アパートに突如現れた2人の男。『死神』を…

先日投稿した「最後の贈り物」を見て連絡をくれた人がいた。 別に、大したことじゃないんですけど…と彼は続けた。 毎年4月1日のことを。 ※最後の贈り物を読まなくても楽しめます

眩暈、ふらつき、千鳥足。這う這うの体で男が行き着いたのは、見知らぬマッサージ店だった……。

2023/11/30連載開始。 カクヨムコン9中間選考突破。 2024/5/20完結。 家族を遺して異世界転生してしまった。 自称神が言うには魔王を倒せば帰れると。 ならば戦…

ちょっと批評的、ちょっと純文学的

あらゆる男に言い寄られても、一切なびくことなく、更には言い寄ってきた男を泣かして帰す。男嫌いの巨乳美少女「名月千秋」 彼女にあるとき、女装したまま出会ってしまった、女装が趣味の…

<ひと言紹介> 転生先の母(人間)の愛情に困惑しつつ、人類滅亡を企む魔王の息子のお話。 ※序盤の話について。6月28日記載 書き慣れていない序盤の話を改稿予定です。ストーリー…

神守家。 代々『人ならざる者』を専門に扱うその一家は、強力な霊力を持ち、多くの人を怪異から救って来た。 だが、現頭首・優司は霊力が弱く、ある事件をきっかけに家族も記憶も失った。…

ひとくちホラーなので、一口で飲み込んでください