先日、「創作にAIを利用するためのいくつかの手法」と題する試論を公開した。その際には無自覚だったが、どうやら須藤彩香は「創作」と、AIの偶発性をツールとして利用して「あそぶ」ことは別の営みだと考えていたようだ。なぜなら、新たに始めた「三大AIによる三題噺対決!」では、上記の「試論」で想定していないAIの利用のしかたをしているからだ。
だからといって、上記の「三題噺対決」が作品として成立していないわけではない。したがって、須藤彩香は「創作」≠「作品化」であると考えていることになりそうだというのが、今回の趣旨。
このように考えたきっかけは、カクヨムから以下のお知らせがなされたからである。そして、須藤彩香のAIの利用のしかたはカクヨム運営が想定するAIの利用のしかたにはおさまりきらないとともに、カクヨムというフォーマットはあくまで「創作」を投稿する場なのだろうとも感じたわけである。
だとすると、AIの使い方を広く共有し、新たなアイディアを創造する場がどこかにないだろうか。そんなこともあわせて考えるに至った次第。おそらく、ないものねだりなのだろうけれど・・・。
ところで、こうした話の前提として、「創作」とは何ぞや、ということも考えておく必要があるかもしれない。現時点では、「人間が自らの主体的な発想に基づき作品として表現する行為」としておくと、「自らの主体的な発想」と「作品として表現する行為」が独立した営みであることが読み取れると考えている。ただし、今後も引き続き、この点についても考えていきたい。
とはいえ、一番伝えたいことはいつものこれ。来たれ、読者!
(ここから引用。ただし内容を変更ぜずに「整形」した箇所あり)
2025年11月19日
【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い
生成AIを使用した作品については、使用状況に応じて以下のタグ付けを推奨いたします。
利用者の利便性向上と配慮のために、ご協力お願いいたします。
◎使用状況及びタグ
・本文の大半(目安50%以上)がAIによって生成された文章。またはそれらの文章に作者が軽微な修正を加えたもの
→AI本文利用
・本文の一部(目安50%未満)がAIによって生成された文章。またはそれらの文章に作者が軽微な修正を加えたもの
→AI本文一部利用
・AIのアイデアや資料をもとに、作者自身が本文を書いたもの。または作者自身が書いた文章の校正をAIに行わせるなど、創作の補助的に利用したもの
→AI補助利用
タグの区分けはあくまで目安ですので、ご自身の利用実態にあわせてお選びください。タグ付けの基準は、今後の利用状況により変わる可能性があります。
なお、投稿作品がどのタグに該当するかについてのお問い合わせはご返答いたしかねます。
(中略)
2025/11/20追記
生成AIを使用した作品へのタグ付けのお願いに関して、多数のお問い合わせを頂きました。
「AI補助利用」の適用範疇に関して、以下を参考にご判断ください。
・作品執筆作業の一環において、作者が意識的に生成AIツールを利用した場合の適用を想定しています。
・検索サービスほか、日常で利用しているツールのAIによる補助機能は該当しません。
・ドキュメントソフトの自動校正機能を用いて執筆した作品は該当しません。
また、タグ内で具体的な生成AI利用の範疇、内容を示して頂く必要はありません。
(引用ここまで)
「創作にAIを利用するためのいくつかの手法」
https://kakuyomu.jp/works/16818622175437139934/episodes/822139838901285177「三大AIによる三題噺対決!」
https://kakuyomu.jp/works/822139839507340445