• 異世界ファンタジー
  • 歴史・時代・伝奇

神はきっとそこにいる

【剣客商売】の第6話【誘拐】を見ているんですが、

ラストで田沼様が大治郎さんに三冬さんを嫁に貰ってくれないかっていうシーンから、一気に祝言まで行く流れ大好きなんですが、


特にこのシーンで好きなシーンが「三冬をぜひともそなたの嫁にしてもらえぬか」と田沼様が頼んだ時、大治郎さん、三冬さんの表情が画面切り替わりつつ映るんですが、最後に側近の生島さんの表情も映るんですよ。

「その上頼みがある」って田沼様が言った時に生島さんも聞いてない感じのリアクションしていたので薄々思っていても今日そういう話になるとは思っていなかったのかもしれないんだけど、大治郎さんも三冬さんも驚いた表情で終わるんですが、生島さんも驚いた表情は一瞬するけど、そのあと大治郎さんを見て、ちょっと微笑むんですよね。

――あれがすっごい味がある演技なんですよーーーーーーーーっ!!

大治郎さんの方を見て「この若者ならば」と納得したように優しく微笑むんですよ。

生島さんはずっと田沼様のご苦労を側で見ている人だからね。娘に対する想いとかも、この人だけは多分聞いてるんだと思う。
だから親戚のおじちゃんみたいな顔でこの時喜んでるのが胸に来るんですよ~~~。

これ別に、生島さんの顔映さなくても全然物語上構わないシーンですよね!?

全然話は繋がる。

だけど、私は見てて生島さんが驚いた後微笑んでくれる部分が一番胸に来て嬉しくてぐっと来るんです。

多分私がよく言う【細部にまで心を込めた作品】とか【センスの良さが光る演出】とかは、こーいうことだと思うのです。

前にダウントンアビーの話をした時に、
シビルが自分で斬新なドレスを仕立ててお披露目した時、後に彼女の夫となるブランソンが運転手だから屋敷の外からそっと覗いて、輝くように美しいシビルのドレス姿を見て、圧倒されたような表情のあと笑顔を浮かべて軽く首を振るシーン(心奪われたのが分かるシーン)がワンカット入るのですが、色々あるダウントンアビーの中で最も印象深いと言っていい美しいシーンなんですよね。

でもこれも物語上、別にブランソンが覗いていてなくても全然話は繋がるのです。

しかし彼が覗いているシーンを入れることで、私の中でダウントンアビー屈指の大好きなシーンになっている。


「話が繋がることと」
「印象的なシーンに演出で昇華させる」ことは全く違う作業なんだと思いますね。

だから余計なシーンとか、確かに小説や漫画はカットしなければならないのですけれど、その「余計」の考え方はよく自分の中で考えた方がいいです。
AI判定のような血の通ってない者に判断を任せると、恐らく私が感動した生島さんのシーンも、ブランソンのシーンも、

それからシーズン4の第2話【約束金二十両】という話にも、大治郎さんが不届きもの六人くらいをまとめて撃破するシーンがあるのですが、それを、弥七親分が見ているシーンがあるのですよ。最初は大丈夫かなという感じで見ているけど、大治郎さんの強さに、弥七親分が強いな~っ✨って感じで笑顔になるシーンがあるのですが、このワンカットも大好きなのです。

これも別に大治郎さんが連中をやっつけるだけで話的には十分じゃないですか。

だけど敢えて弥七親分が「強いねぇ~✨」って嬉しそうな顔をしているシーンを入れることで、グッと印象深いシーンになっているのです。

そのあとに小兵衛さんに報告に行った弥七親分が「強ぇのなんのって! 先生の若い頃そっくりじゃないですか!」って嬉しそうに話してるシーンも可愛いんですよーっ

この弥七親分のシーンも、


きっと「物語上不必要なシーンです」といって、多分AIの感覚では切り捨てられてしまうと思います。


でも、作品としては、こういうひと工夫こそ、作品の完成度を上げて読み手に印象付ける、決め手にすらなる、大切な大切な要素だと私は思いますね。


ドラマの、こういう
ちょっと挿入される「深い縁がある人が見ている」というシーン大好きなのです。

そして思うのですよ。

これは多分、小説にも応用出来る描き方だよなーと。

これだけ大好きなんだから私もどこかで使ってるはずだと思って探したんですが、

【翡翠】の第90話【エドアルト】で、
エドアルトとメリクの話が終わった後、

ラムセスが部屋の外で二人の話を聞いてた、っていうシーンを書いてるんですが、

これですね!

多分これだけ好きなシチュエーションなので、恐らく色んな所で無意識に書いてると思うんですが、あまりに自然過ぎて今はあんまり思い出せませんので、いずれ見つけたらまた書きたいと思います😊


ただ、第三者が見ているだけでは良い演出にならないのです。

それを見ることで、その第三者が大きく心がその見つめた人に傾くとか、
そのことがきっかけで、信頼や愛情が大きく育ち、その第三者が強い味方になってくれるとか。恋人や場合によっては運命の相手になるとか。

そういう後々の展開に利いて来た時に、二度目以降に見てもらった時に、尚更そのシーンが響くのです。


私たちのような立場で小説を書いていると

「とにかく読んでもらわないと意味がない」と、つい口にしてしまうことがあると思いますが。
あまりそんな夢の無いことを言わず、
例えアマチュアだとしても、二回、三回目、幾度読み直してもらっても益々心に沁みるような効果を生む、そういう工夫がなされていることは、間違いなくいいことだと思います。

作家は素人だろうが玄人だろうが、技術はどうであれ、

いつでもプロと同じような志の高さを掲げて、作品は書いた方がいいです。

仕事だろうと趣味だろうと、

作家は質のいい物語を書くことを、絶対に忘れてはいけないよなと私は思いますね😊

書けるかどうかは別ですが、

心意気は常に。

本当にこの「物語としては無くても話が通じるシーンだが、作品としては無くてはならない、重要なシーン」とかは絶対削らないで頂きたい。

「不必要なシーン」を見誤らないように。

無くても物語は通じるからといって、不必要なものだとは限らないのです。

むしろ【神は細部に宿る】の例え通り、

そういう一見無くてもいい、不必要に見える物の中にこそ、
作品を魅力的に見せる輝きは潜んでいるのかもしれないなぁと

素晴らしい演出が利いているドラマとか見るたびにいつも私は実感させていただけております😊

素晴らしいドラマを見ると本当に幸せな気持ちになるけれど、

きっとあれと同じことが小説でも細部にまで心を向けて書けば、出来るんだと思う✨




いや違うんですよ。例によって私ジグソーパズル作りたい禁断症状が出まして1000ピース主戦場に舞い降りて🧩をしながら【剣客商売】を横目で見ていたのですが(なんと幸せな土曜の午後🥰)本当はジグソーパズル愛好家として皆さんにもジグソーの素敵さと楽しさを知って欲しい! と思いあのよくある分かりやすい柄がある所ではなく、夜空とか何の手掛かりもない所をどうやって攻略すればいいのか、私が編み出した最終奥義【星を読む】という必殺技を説明してあげようと思っていたのですが(←星空攻略中)その途中で【剣客商売】が素敵なシーンを見せてきおったので急遽そっちの話になったわけです

ちなみに途中で近況ノートを書きに来たのは、時々休憩入れないとジグソーパズルの戦いは首も腰も凝りでバキバキになるからであります!

今バキバキですし目は集中して見開きすぎたのでカピカピに乾いております!

ジグソーパズル攻略中の私の集中力凄まじいのであります!

小説も勿論色んな素敵な作品にする為のコツや必殺技がありますが、
ジグソーパズルも難敵を撃破するために駆使する様々な必殺技があります。
全て私が独自に編み出した優れた必殺技ばかりですので、こちらも皆さんにそのうち伝授してあげましょう!😊


そんなもの要らない って思ったお前が一週間かかっても出来ねえ1000ピースのパズルを私は一日で建造する程の手練れだからな!!

あんまりなめた口きくんじゃねーぞ!!このやろう!✨

貴様が300ピースのパズルなら私は片手で貴様を瞬殺出来るぞ!✨

ジグソーパズルは……最高に楽しいぞーっ🥰

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する