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恐ろしき覇王の二面性

【軍師同盟】の第14話【司馬門の禁】で、

冒頭園林のシーンで到着した曹操様が一同を見まわした時に「荀彧がいない……」ってまず言うの可愛らしいんでニッコリ🌸するんですが、

まあそれはともかくとしてその同じシーンで曹丕が曹操に、(その前に司馬懿に「曹植を呼び戻すべき」と言われて断った前段階がある)「曹植を呼び戻して欲しい」と頼むシーンがあるのですが……。

曹丕は曹操も含め、奥さん含め、母上含め、周囲の人間全員が「曹植を呼び戻すと曹操に頼んでくれ」と曹丕に言うので、「私が獄に入った時誰かが出してくれと頼んだか?💢」とそういうことで意固地になってしまっているのですが、

司馬懿ともそれですれ違ってしまって、

誰も味方がいなくなったことを察して、

もうこのままでは戦えないなーと実感し、

このシーンで曹操に「私一人では手抜かりがあるかも。曹植(弟)を呼び戻してください」と頼むんですが、

本当に多分何気ないというか何でもないシーンだと思うんですが、

いっつもこのシーンで涙出るんですよね

特に曹丕が「曹植を呼び戻してください」と願うと、曹植を呼び戻したいと思っている曹操はそれを聞いて喜ぶんですよ(曹操から言い出せない事情があったので、曹丕に言わせたかった)。

曹操がそれを聞いて、笑ってくれるんですよね。

まあ、内心は「ようやくこいつ言いおったか」という勝ち誇った気持ちもあったと思うけど、全てを見透かしたうえで「私はいい息子たちを持ったな」って微笑むのです。


この父親の笑顔を見た時の曹丕の心境を考えるといつも辛い気持ちになるのですよ。


曹丕って……

自分にとっての後継争いの最大の相手が「曹植」なんですが、
曹丕自身は曹操に嫌われていて、曹操は曹植があからさまに好きなんですよね。

でも【軍師同盟】の曹丕は曹操に自分が嫌われてて曹植が愛されてることを知ってて、でもその上で父を慕ってるんですよ。尊敬していて。

「一度でも誉めて頂きたいものだ」と言ったことあるくらい、
自分が認められてないことも愛されてない自覚もあって、


多分【軍師同盟】の曹丕って曹操に笑ってもらったり喜んでもらえるのが一番嬉しいんだと思うんですよ。

だけど、自分が何しても曹操は笑っても喜んでもくれないんですよね。

だけどこのシーンで曹操は笑ってくれるんですよ。優しく。

それは「曹植を呼び戻せる」のが嬉しいからなんですよねー。


曹丕って、父親を喜ばせるためには、
自分の最大の政治の敵である「曹植」を褒め称えたり、擁護しないと、
笑ってもらったり誉めてもらえない人なんだな……と思うと
この時の曹丕の諦めというか、

もういいや 曹植を呼び戻そう……と自分を諦めた彼の心境を思うといつも辛くて目頭が熱くなるわけです


これも繊細な描写なんすよ……父に愛されない息子と、一番子供の中で嫌ってる子供と会話する父の心境が……。


印象深くて大好きなシーンの一つなんです……。

曹操様好きなんだけど、曹丕視点で見る曹操様というか父親の曹操様本当に容赦なくて嫌い……😇

曹丕やっぱりすごいよな……。

子供の頃からこんなに曹操に特別嫌われてるのに結局色んな事を我慢して従い続けて最終的に後継者に指名されてるの、私はやっぱりすごいと思う。

普通心がいじけたり、折れたりして、途中で駄目になると思う。

また曹操様がそういうのを望んで仕向けて来てんのがすっごい恐ろしいんですわ……。

本当に曹丕のこと嫌いだったんだなって感じる。

わかる……。

すっごい曹丕の辛さ分かる……。

言われるんですよ。曹丕って性格暗かったみたいなんですよね。

……。

……。


そら暗くなるわい!!!!!!!!!!!!!😇


陽気でどうすんねん!!!! ばかか!!!

こんなに父親に毛虫のように子供の中で一番嫌われて来た曹丕が爽やかな好青年でどうすんねん!!! 悲しみは!!! 無念は!!! 父親に毛嫌いされた息子の心の傷はどこ行くねん!!!!

暗い性格にくらいならせろ!!!!!!!✨✨


っていつも私は曹丕の性格暗い暗いって言われるとムッとしてそう思うのです

心折れずに二代目になっとるだけ偉いわい!!!!!!


早死にだしね……。


私は曹丕、なんか好きなんですよ……。


えらいな、と思う部分もたくさん持ってるよね。


そんな曹丕大好きな私が書く【花天月地】。

勿論曹丕殿下も出て来よりますので(?)どうぞお時間ある時温かい緑茶とかほうじ茶飲みながらご覧ください🥰


曹操様も好きなんすよ。凄いと思うし。

でも父としての曹操様すっごい憎たらしい。

いや違うんですよ。子供等しく嫌いならいいんですわ。諦めつくのよ。

覇王やからな!! で納得できるのだが、

愛する子供は本当に愛する所がものすごリアルな残酷さなんだよなぁ。

まあ……史実ですが……。

みんな曹丕殿下は実のお父さんに毛虫のように嫌われて日々弟たちが可愛い可愛い言われて可愛がられてる姿を見ながら育った方だからな……見かけたら……ぜひみんなくらい優しく接してあげてくれ……😇



お父さんに笑って欲しいけど。

そうするためには一番自分の嫌いな相手を、父親の前で褒め称えなければならないのです……。


この運命よ……

「よい息子たちを持った」

って笑いかける時のこのいい笑顔よ……本当憎たらしい……(?)

素晴らしい演技やで……😊


あと「開門!」は中国語でも発音「カイモン!」でした ハイ……


【軍師同盟】の勝ち誇った顔に定評がある楊脩様はもうドヤ顔に慣れてむしろ愛くるしさすら感じるのですが 曹操様の勝ち誇った顔は毒がありますな~~~(誉め言葉)


そんな中崔琰さんの静かな表情は秀逸です。

【軍師同盟】の崔琰さん役の方は本当にはまり役。厳格さと清廉さ。でも温かさも確かに感じるのがいい。荀彧もそういう役回りだけど、やはり年齢の差をきちんと感じられるのもリアルで良い。




この場合は父と息子、だけど。


私は本当に「想う人に想われない」とかいうシチュエーションに弱い……😭




このエピソードで描かれる荀彧の嘆きもすごく好きです……。

「私が生涯を懸けたものは何であったのか」

すごく胸に響く。

荀彧も自死だと私は思っているけど、やはり心が折れてしまったんだと思うな。
荀彧は自分がこの先あと二十年、三十年生きても、今より何かが良くなっていく、そういう光のようなものが見えなくなってしまったんだと思う。

賢く清廉な人だからこそ、未来を見通して、私はここまで、とそれ以上醜いものを見ないように、何かを憎みつくす前に、そんな自分になる前に命を絶ったのかもしれないなあ……。

胸に来る……。


またこの曹丕と曹操の歪な父子関係を見たあとに、

司馬懿パパの「八人の子供たちを 一人でも失いたくない」って言うシーンが、曹父子のシーンの後に見るとこのセリフがものすご胸に刺さるんすよ。

曹操様は「聡明な愛する子だけいればいい」って考え方だからな。

曹操様の世界、父に愛されなかった子は存在しないでいい世界観なんすよ……😭

きびしい。とてもきびしい。

人の気持ちなんて自由に出来ないのが人の世なのに。

曹丕殿下見かけたら「いつも見てます!」とか「応援してます! 頑張って!」とかみんな言うてあげてくれ……😇


司馬懿が戻って来て ちょっと嬉しい曹丕殿下 可愛いです よかったね✨


もっと派手なエピソードもたくさんあるので、地味ではあるんすが、私はこの14話好きなエピソードの一つなんですよー


「来たいから来たのです」

って司馬さんが言った時曹丕殿下とても嬉しそうな顔するんですが、
最初からこんなこと言っても多分信じない人なんですよね。
でも14話までに本当に司馬懿は口先だけで物を言ったりしない頑固な野郎だと曹丕殿下分かり切ったから、ここで言う

「来たいから来た」

という言葉がすごく嬉しかったんだと思う。

こういう、本来縁もゆかりもない、共に過ごした他人からの信頼や温かい心が、例え父親っていう絶対的なものに嫌われた子供の心にさえ、光や希望を与えるんだから。


言葉も、

人間も、

本当に凄い。


考え抜かれた言葉や、

考え抜いた人間のすることはね。


本当に凄いよ😊


私も考え抜いたことを、作品の中に書き記して行きたい。

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