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山を侮るなかれ

旅館の人にも ばーちゃんにも ちゃんと山の神様の日聞いたぞ!

今日は山の神様の日じゃなかった!

もう大丈夫!!✨ ってルンルン気分で登山に出発した皆さん……。



「山で人とすれ違った時に、挨拶をするのがマナー」



というのが登山家の常識です。

これは要するに、顔を見て挨拶し合うことで、山は普通の世界ではないので、遭難などの事故に遭った時、挨拶をしていると「すれ違った」と目撃情報とかをしてもらえるから。

あとは単純に同じ山に登る仲間なので、すれ違うということは上がって行く人と下って来る人ということになりますから、声を掛けることで「登っても大丈夫なんだな(天候など)」という安心感にもなりますし、情報共有なども出来ます。

安全、礼儀、そういった為に、山で人とすれ違った時には挨拶を交わし合います。

こんにちは、と言うと、相手もにこやかにこんにちはと返してくれるわけですが、

ふと、向こうから来た人に「こんにちは」と言ったのに答えが返ってこない……。

そんな時は、古来からの言い伝えでは、返事をして返事を返さない人は人間ではないので(物の怪の類い)、人か物の怪かを見定めるために声掛けをしたのだとか。


物の怪は人に化けることが出来るが、挨拶をしない。
人は挨拶をすることから、

異界にも属する山において、すれ違う人に挨拶をすることで、人か物の怪か見極めることが出来たらしい。


……。

……。


怖ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!💦💦


挨拶が無くて無礼だとか無礼じゃないとか関係ない!! 
挨拶ない奴怖あああああああああああああ!!!!!!!!😇



挨拶をしない者とすれ違った場合、(人ならざる者である場合があるので)
三度振り返り、襲われないように用心して山道を行かなければならないというしきたりがあるのだとか。



怖あああああああああ!!!!!!!!!!!


山で挨拶しないと、しなかったあとこんなに相手に恐怖を与えるのです!!!

しような!!! しような山でくらい挨拶!!!!


怖あああああああああああああ!!!!!!!!



いいか!! 山は異界と繋がっておる!!!!

ゆえに絶景で有難いものだが、

決して山で油断するな!!!

熊が出るとかそーーーーーーいう問題じゃない!!!

怖あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!😇


(でも山好き🥰)










こういう話ってなんか好きなんですよね。

怖いけど、怖いだけじゃない。

何かやはり、単なる作り物の怖い話じゃない、現実の人間たちが体験した、今ほど文明の利器や明かりが無かった時代、山の側に山と共に暮らしていた人が、山に畏怖を覚えるのは、「実感」だと思うのです。

実感。

いつも作品作る時に大事だと私が言ってる「実感」。

作品を単なる作り物の話にしないために最も必要な実感。

古い伝承とかには、人間たちの実感が籠ってるから、

パワーがあるんですよ。

怖いんです。

そして、なにか、特別な「物語としての覇気」のようなものを感じる。

すごく素敵です。

怖いけどな!!! 

でも単なる作り話のホラーとかに感じる不快感とかは全く無いのだ

純粋な、畏怖。

なんか住職の説法聞いてるみたいな気持ちになれるからこういう古い伝承とかすごく好き🥰

コメント

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