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芸術家の本分

(返信長くなるのでこっちに書かせていただきます)


そうです! 世界の成り立ち、仕組みなどの「説明文」がダメなのは分かりやすいんですが、実はこれは私も書くの好きだった時期があるため分かるのですが「世界観ポエム」は「説明文じゃないからいい」と思ってる異世界ファンタジー屋さんかなり多いと思うのですよ。

世界観の説明は、理想的なのは仰る通り、話を進めながらフレーバー的に明かされるのが一番読み手にとって負担が無いような気が私もします。なるべく世界観の仕組み説明だけで終わるようなページを作るのは慎んだ方がいいというのは持論ですね。

いわゆる「この世界では……」みたいなのを使わずに、実際の実践でキャラの行動から「ああ、こういう世界なのね」と理解出来るようなのがスマートかと。

「世界観ポエム」は

私なんか、秀逸なものだったらいいんじゃないかとごく最近まで思っていましたが、カクヨムでかなりこういうのに出会うようになってから「多くの場合その作者だけが分かる世界観ポエム、独自の「七海ポルカ奇譚 第七章より」みたいな架空の文献からの箴言、引用みたいなものを冒頭から見せられたり、頻繁に見せられた時の「もういいよ……無いし。そんな文献」感は思いの外読み手の負担になるんだなということが分かりました。

勿論秀逸なそういうのをここぞという時に使って来る人はいますが、多くの場合そこまで人は才能ありません。冒頭のポエム一つで百万字読ませられるような秀逸な文字使いならば、もうプロにとっくになっていると思いますので。

半端な実力では、この入り方粗が目立つし読み手には世界観の押し付けに感じられることとても多いので、やめた方がいいんだなというのが私の研究結果ですね。


あらまきさんの【フィアーさんにとって最上のガストロミーとは何ですか?】は入りとしては理想的な一つだと思います。

①主人公から入っている。
②疑問形から入ることにより、一番最初に問題提起(?)掘り当てなくてはならないものがはっきりするために、読み手の焦点が定まり、感情が落ち着く。
③少しだけ、難解なニュアンスを含むのは謎解きが残っていて面白いスパイスになることがある


私も、仰る通り理想の1ページ目の冒頭は

なんにせよ、よく練られたセリフからの「疑問形で入る」が一つの形だと思います。

うちの最新版【晴明さん、今日も祓わないんですか!?】は

「安倍晴明が殺された?」

というセリフから入りますが、
こう……よく読み手に「読みながら、作者が何を言いたいのか最終的に汲み取って欲しい」みたいなことを実力ない時の長編作家って思ったりするのですよ。それってすごく他人任せなんですね。
読み手が何を受け取るのかは読み手の勝手なので、あまりこれみよがしに期待するのはやめた方がいいのかなと思います。

そのかわり、読み始めは読み手としても、この話で何を読めばいいのか、分からない状態ですよね。だから「疑問形のセリフで行く」と、
まずはその答えを探せばいいのかと しょっぱなの明確な方向性が分かります。

あらまきさんの入りは①②に加え、「ガストロミ―ってなにかな?😊」っていう謎じゃないんだけど人によってはあまり使ったことのない単語を織り交ぜていることで、視覚的にも威力を持たせているのが私はいいと思います! 調べれば分かる単語だし、調べなくてもあのお話は読みながら、なんなら「ガストロミ―ってそういう意味なのかー🌸」ということも分かるようになっていますので、ああいうのはすごく読み手の手を止めない、スマートな入りだと思いますね。


あそこで、「造語」とかそれこそその作者しか分からない「単語」とかはやはり避けた方がいいのかなと思います。


うちの【闇のフクロウ】なども、

「この中で一番賢いのは誰?」

というセリフから入っていますが、印象としては薄味だなと感じます。これならば、あらまきさんの【フィアーさん】【ガストロミ―】という固有名や、インパクトある単語を持って来た方が、もっとセリフに鮮やかな色が付く感じしますね。

うちの【晴明】のように【安倍晴明】プラス、【殺された?】というインパクトあるセリフとの組み合わせも有効ではないかと。


勿論こういうのは例の一つでしかなく、
才能ある人は何であれ魅力的に見せられるとも思っています。
「避けた方がいいが、禁じ手ではない」というのは分かっていて欲しいですが、あまりにも世界観の説明とかから入る(これよりも多いなと感じるのが、世界観ポエム的な入りかも。案外説明文だと思わず使ってる人は多いのかもなぁ。
でもそうなんですよ。確かにいきなりポエムから入られると突然初対面から歌いながら挨拶されたみたいで「なにこのひと……」って世界観押し付けられた感が強いことが多い気がしますね)のは、それを良い印象で見せるには相当な実力を要する、という部分は確かにある気がします。







しかしながら、セリフや疑問から入っても、場合によっては同じ「世界観ポエム」現象は起きます!


・内容の無い疑問形、セリフ
・造語が多いセリフ(読み手から何なのか、が捉えられない部分が多い)
・幼稚な次元の疑問だな……と思わせてしまう喋り方、会話。


こういうので行っても、それは単に「一番最初の入りがセリフ、または疑問形であるだけ」であって、何の工夫も無いのです。


こういうの書くと「じゃーどうすればいいんだ!!」とすぐ聞く人いるんですが、それを自分で考えるのが作家や😇

大学入試の答えのように明確な答えが用意されてると思うな

用意されてない答えを自分なりに考え表現してみるのが芸術の分野や

それが醍醐味で

そこが楽しいんだから ちゃんと自分で考えい✨ってことですね





何が結局言いたいかというと、確かに下手すると、


1ページ目の1行目で、人によっては読むか読まないか判断する、
上手か下手か、好みか好みじゃないかを判断出来る、もしくはする人はいるんだなというのは最近分かって来た部分です。

私は読み手でもありますが書き手でもあるので、一行目でうーん……と思ってもある程度は甘めに10ページくらいまでは読むようにしていますが、1ページ目でうーん……と感じた文章は10ページまで読んで無茶苦茶面白く秀逸になるっていうことは非常に実は珍しく可能性が低いということは分かりました。

だとするとやはり実力者は冒頭からやはり何か違う、というものを見せて来ますね。

だとするとやはり冒頭から気合い入れて全力で書くべきなのです

「なんとなく説明から入るか……」が印象よくないのはこのあたりなのかもしれません😊

2件のコメント

  • 七海ポルカさん、こんにちは!

    とりあえず「世界観ポエム」という単語がポルカさんにぶっ刺さったことがよく伝わりました。

    「世界観ポエム」を冒頭に入れると、その先の1話2話~も同じクオリティーを保たなければならないのが難しいと思います。
    一般書籍…なんなら文豪と言われる人でも、「世界観ポエム」から文章力をシームレス移動しているのは少ないと思います。

    カクヨムでこだわるべきは「第1話」だといわれておりますが、構造上もそうですし、自分自身の能力を鍛えるという上でも、1話を何度も調整し書き直すのは非常に理にかなっていると思いました。
  • ぶっ刺さったというより、異世界ファンタジー好きはね……書くことあるんですよ。最初「こんな神話がある世界……」みたいにしっとり始めたい時に書いてまうことがあるんです 詩を!! あれを何と説明すればいいのか分からなかったんですがあらまきさんのおかげで六文字にまとまりました🌸 ありがとうございます!

    異世界ファンタジー好きは確かにああいう入り方好きなのです。それ自体はすごく分かる。でも、異世界ファンタジー好きというわけでもない読み手はね……なんもおもんない1ページになるのは分かるんですよ。

    私が思うに、
    1話をしくじっても、読んではもらえますが、
    そういう意味よりも「上手い人は、第一話で実力かなり分かる」というのが重要なのかなと思います。
    読んだ時にほとんど、そんなに第一話から秀逸な出だしとかをしてる作品は少ないのです。
    だからこそ、「この人の1ページ目非常にいいな……!」って思う場合際立ちますよね存在感が。

    そういう意味なんですよ。

    だから仰る通り1話目をこだわり、大切に工夫して描くというのは万人に有効なことだと思います。

    1話目を
    「世界観の説明に終始する」
    「特に中身の無い会話やセリフで終始する」
    これ書いてるもののタイプは違うんですが、

    1話目に魅力と工夫が無い点では全く同じなんだと思います。

    特に世界観の説明の方は、多分審査員とかコンテストをやってる人ほどこれを見たことがあると思うので「またか」と思い、そのまたか、が恐らく「一話目に工夫をしていない」と即、形態として分類されてしまうのではないかと思いますね。

    内容とかではないと思います。

    「ああこの作品説明から始めてるわ」

    で、厳しい所だとほとんど見もせず弾かれるレベルのコンテストとかもあるのではないかと。

    ちなみにこれはコンテストに対しての工夫や、プロになる過程の心がけとして重要ということで私は分析しているので、


    「完全に趣味🌸 とにかく好きに書きたい」


    という方は全然冒頭から世界観の説明してくださっていいと思います。

    実は私は、プロはそういうことをしてはいけないんだということで弁えたので、今はそういうことをしなくなりましたが、世界観の説明自体は嫌いでは無いのですよ

    むしろ自分で世界観の説明も出来ないような人の方が嫌なので。

    ほー こういう世界観かーみたいに思えるようなのは別に私は嫌いじゃないのです。

    ただ一番最悪なのが世界観の説明をちゃんと読んでも、面白くない場合もう絶望しかありません

    リスクはいずれにせよありますね😇
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