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ユングフラウ戦法で行くべき

なんか海外ドラマ見ててまた思ったんだけど……


私は例えば小説で、

「主人公を凄く見せるために、周囲の人間や敵を馬鹿みたいに書く」

ことは、自分の中ですごく禁じてるというか、嫌いなのですね。
そんな安っぽい演出無いじゃないですか。
自分自身でも絶対それは書かないようにしてるけど、やはり他人の話を読んでてもそういう描き方してしまう人とは多分思想相容れないんですよ。

本当に凄かったり賢かったり強かったら、やっぱり周囲も優れた人にしたって、浮かび上がって来る才能の輝きがそうだと思うから。


三国志とかは愚かな奴も多いけど、やはり三国にそれぞれ優秀な奴がいるのがいい。
味方にもいるし、敵にもいる。

史実の良さってそのリアルさなんですわ。

不自然なんだよね。
主人公だけ優れて周囲バカとか。


んで、それはそれとして、
BLとGLあるじゃないですか……。

私どっちも好きとかじゃないんですよ。BLとか書くことはあるけど、なんていうか……趣味や好みと言い切れない部分で書いてる。

むしろ「戦記物は男だけの極地になることがある。だからといってそこに愛情が無いとか不自然」って思う部分から発生してる所がある。

女という不純物を入れたくない時があるんですよ。
戦場には。(現代においては女兵士、女警官などもたくさんおられるので事情が違いますよ)

昔の戦場の真剣に男しかいられなかった状況とかが好きなので、その中での、親愛とかを突き詰めると、結局触れるか触れないかの部分が曖昧になって、要するにそこは無軌道で予測不能なのです。波長が合ったからといって触れるわけじゃない。波長が合うからこそ触れない場合もあるし。

体に触れることと 心に触れることは、

同じであって、違くもある。

分かります?

あいつのことどんなに好きでも体は繋がねえわみたいなのでも、全然お互いが一番の男同士の関係もあるし、

どんなに何百人女がいても あいつがいれば肉体的な部分も精神的な部分も全部賄えるって関係もあるんですよ。

それは多分個人の趣味趣向とも言わない、その時々の状況にもよるんですよね。

要するに私が好きなBLって「男同士だからいい」とかではなく、

「この世にあいつしかいない状況だったら」

という問いから始まるものに近いのです。

つまり人間としてどこまで求めるかみたいな部分に近い。

なので、正直百合、女同士のは好きじゃないんですけど、理論的に言えば解けるんですよね。多分好みじゃないけど分かるし、書ける。

それはやはり

「この世にあいつしかいなかったら手を伸ばすか」

みたいな自問自答は同じだから。


私は人間同士のそういう精神的な結びつきを色々考えるのが好きなので、
BLもGLも「否定しない。有り得る」っていう視点で、扱ったりするのです。


だから生粋の「男同士の恋愛描写が好き」とかでは多分無い。


しかしながら、BLの良さに「しょーもない女があんま出て来ない」っていうのは確かに心地よい面はあるのですが、

やはりBLを読んでてたまに違うなーって思うのが……

BLに出て来る女ってほんとしょーもない奴多いんですわ……。

女の空虚みたいな奴が出て来て、「こんな女より、こいつ(男)の方がマシ」って書き方されることって結構ありません? 


……私あの書き方はちょっと、違う気がするのです。

主人公を強く見せるために周囲をアホみたいに書く書き方と、理屈同じのような気がする。

本当に素敵な男の人なら、いい女と比べても魅力的だと思うのよ。

いや勿論単純に「俺は男がいい」からどんな女と比べたってそっちっていう極めてシンプルな答えがあってもいいと思います。あると思うし。
でもさー だからといってクズみたいな女を書く必要全くないよね。

いい女とまでは行かなくていいけど、普通の女書けよって思うこと多々あるんです。



私もそういう部分はすごく気を付けたいな。

BLこの先も多分書くことあるだろうけど、だからといって魅力的な女が全く出て来ない話とかは書きたくない。
なんかそれって書き方としてフェアじゃねえもん。

やっぱり別に人間として比べてもそっちが好きっていう描き方してる方がすごく魅力的だと思うよ。

なので私はこれからもBL書く時は、変な女とか出して「これなら確かにこっちの子(男)の方がいいよねー」みたいに思わせるみたいな姑息な演出は絶対しないようにしたいなと決意を新たにしました(何の決意だ😇)


GLもそうですよ。

しょーもない男出して「女の方がいいよね」なんて描き方は短絡的ですよね。


そういうの私やっぱり気にする方というか気に食わない精神を持ってるみたいです



真に優れた者は、

何者も怖がらないんですよ。

そしてどんな対抗馬が現われた所で、

才や魅力が負けることはないのです。

だから才や魅力を描き出したい時は、

思い切り周囲にも魅力的で優秀な奴を出してやりましょう!!


そんな中でも「俺はお前がいい!!」っていうのが
やっぱ見ててカッコいいっていうか

いいね!✨って思うのよね


BLで魅力的だったり素敵だなーこの女性みたいに思うキャラが出て来る話は非常にポイント高いですね。でも珍しいと思う多分。
私はそういう描き方これからもしてやろうと思いますわ✨



周囲を低くして中央の高さを際立たせる富士山戦法は小説ではよくないと思いますね。

やるならアイガー・メンヒ・ユングフラウという4000級の山々が立ち並ぶ中でも、それでも俺はこういう理由でユングフラウお前が好きだ!!!✨✨という選び方をしてあげましょう

やはり強き者は強き者と戦って打ち勝たねば!!✨🥰

そういう奴がほんものだ!!!✨

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