神宅真言（カミヤ マコト）

「足手反様（アシテカイサマ）」と呼ばれる存在を御存知でしょうか。 四国に伝わる祟神らしいのですが （もしかしたら、北海道だったかもしれません）。 もし、この御方の鎮め方を御存知…

これは、雑誌「ネオファンタジー」誌に掲載中に、肝心の大陸書房が倒産してしまい、そのまま宙に浮いてしまった不運な作品です。もともとはネオファンタジー文庫でシリーズ化中だった「青嵐王…

男子大学生の城島九里香（きじまくりか）は、幼少の経験や毎夜届く無言電話によって重度の不眠症を患っていた。 ある日、不可思議な夢と共に無言電話の正体を知った九里香。同時に、彼の自宅…

男は夢を見る。一つの盃が辿った物語と、囚われ骨を吐く死人の行き着く先を。

某ネット掲示板にて、2022年10月2日に立てられた■■■■に関するスレッド（フィクションです）。

『殺されて井戸に捨てられた聖女がチート怨霊になりました』の外伝ですが本編を知らなくてもたぶん大丈夫です。

書いたものの「何だかイマイチだなぁ」と、公開を見送ったホラーコメディ短編のボツ作品を、ここに埋葬します。 「読んだ方にご満足いただけるレベルではないかもしれない。でも世に出さない…

もはや神のみぞ知る忘れられた霊峰の頂き。 そこで暮らす最後の家族、サンダース家。 これはそんなサンダース家に1人の漂流者が迷い込んだところから始まる家族の物語。

生を望み生かす術を教える軍人と顔をなくした軍人が織り成す異世界擬洋風ファンタジー 自生するものが白い命を得て育つ〈白幹ノ国〉の軍人、高久（たかひさ）匡（ただす）は軍曹の階級を維…

　過去に書いた書籍未掲載の短編を集めてみました。 　これらは書籍デビューする前後の、本当に初期の作品です。なので当時の雰囲気を生かすため、ほとんど改稿せず、行間処理程度のみで公…

二日酔いの渇きに水を求めた誠は、財布があるかも確認せずに、ふらふらとその階段を下った。BAR Neighborというその店は雑居ビルの半地下にあった。会社でも家庭でも粗雑に扱われ…

苦しくなった時の休憩場所。 未来の僕への手紙のようなもので独り言。 読んでくれた方の心に一話でも、一語でも残せたら嬉しいです。

この世には、【親】になってはいけない者もいる。 それがたとえ…縺ｯ隠-で縺ｵ繧も縺九i縺ｴ縺？ 縺ｯ隠-縺ｵ繧？縺九i縺ｴ縺？ 縺ｯ隠-縺ｵ繧？縺九i縺ｴ縺？ 譏％取律＄縺ﾖ縺=…

『六根清浄！ タイ捨流… 斑目蔵人(まだらめ くろうど)、推して参る！!』 『あぅ、またクロードの変なスイッチが……』 　“座して死を待つよりも戦いに生きろ” などと、現代日本…

女は『夢の中にある町でひとを殺した』と告白する。 なぜ、そんな夢を見たのか。 その町は、ただの夢なのか。 限られたピースからあなたは何を見つけるか──。

いつもの感じ。

不正流出したものとみられる、国立大学法人■■大学の学生相談室に寄せられた相談内容の記録を入手したため、ここに掲載する。 固有名詞等は伏字としている。 なお、真偽は不明のため、注意…

【あらすじ】 妹――在砂の死と共にアロンの時間は悲しみに囚われた。妹の体に寄生し、死に追い遣った巨大なタコ脚の恐怖を払拭できずにいた。 卍田市の海岸――マンタビーチに通い、二年前…

よみごさんシリーズの新作をやりたくなったので、やります。例によって例のごとく見切り発車なので、途中であちこち修正するかもしれません。どうかご容赦ください。 また、時系列が過去に戻…

アパートに引っ越してきたその日から、写真には“白い玉”が写るようになった。 これは、私たち家族が“まだ忘れていない、あの家の話。 誰にも語られることのない、214号室での物語。

都内に勤めるとあるOLの方に伺った、“電車”に纏わるインタビューです。

変な趣味を持つ同居人の話。

故・藤尾瑛臣氏の晩年作品。 最晩年の作品のひとつであり佳編とされる短篇。 藤の季節、「彼」からの手紙を頼りに向かった山奥で見たものは藤の咲く屋敷と……。 ＊ 本稿初出：『玉紫‐藤…

誰しもが耳にしたことのあるオカルト。魔術、神話、妖怪など様々な種類があるが、どれもが世界の裏では存在している。オカルト関係の依頼を受けて解決する魔術会社のお話。 第一章 　東…

　ハーベイ伯爵令嬢のアリスは、王太子妃だった。 　……一か月前までは。 『運命の女性に出会ってしまった。彼女を王太子妃にしようと思う』 　王太子リシェルにそう言われ、その座を…

資源争奪に伴う軍拡により、世界は最終戦争寸前に陥っていた。 しかし神と呼ばれる超越者の介入で、各国は仮初の平和条約を結ぶこととなる。 これにて世界から表立った戦争は消え、人々…

たぶん、そんなに怖くない。ホラー以外もあり。

怪奇は現代にもあると思いますか？私はあるんじゃないかとおもうんです。生霊、死霊、妖怪などなど。 現代に残る怪奇。どんなものなんでしょうね。 この作品は、妖怪、幽霊、生霊、悪霊…

不定期で投稿していく一話完結のホラーです。 どこから読んで頂いても差し支えありません。

また霧が……すぐに濃くなってくる。 嫌だ……怖いよ……パパ、ママ、賢治、ゴマ。 文字を書いてないと頭がおかしくなりそうです。 誰かこの日記を見るのかな？ あなたはだあれ？ 男の…

ふと浮かんだ物語や見聞きした民話のなかで気味の悪いものを集めて仕舞っています。 そういうものがお好きな方だけ、閲覧ください。 ※これらの物語はフィクションであり、実在の人…

世に出回る事が出来なかった怪談が、未練を持って化けてしまわぬようここで供養します。 こんな怪談でも百話あつまれば、もしかしたら怪異が起こるかもしれません。

私は幼女のおしっこが飲みたい｡ しかし､残念なことにそれは法に触れる｡ 人間を模した機械ならばどうだろう？ 機械であれば､見た目がどれだけ幼女であろうと､法に触れることはない｡ …

自信満々に某WEBコンテストに投稿した俺（なお）だったが、まさかの（やっぱり？！）爆死。 やけ酒して頭を強打し、気付けばその小説世界の主人公に？ だけど、⚔剣の達人でドラゴンや強…

　この作品は３０年以上前に書いたものです。そのため舞台設定は昭和時代です。 　当時は書籍化を前提に書いていたのですが、すでに執筆の軸足を架空戦記に移しつつあったため、なんとなくお…

　連合艦隊員＋ハワイ上陸作戦部隊（陸軍＋陸戦隊） 　＝１０万人の勇者召喚！ 　大和も長門も赤城も零戦も、ぜんぶ勇者所有の魔道具！ 　破滅の瀬戸際にある異世界がイチかバチかの賭…

鳥囲岬（とりいみさき）は内定がどれもこれも決まらず、意気消沈して家の近所を彷徨いていた。 黒いカナリアに導かれて見知らぬ通りに出たところ、一枚の正社員募集の張り紙を見つける。 「…

あれは、俺がまだ小学生だった頃の話だ。 冬にはすっかり雪に埋もれる豪雪地帯の 古い山寺の次男坊に生まれた俺は、二つ 年下の弟と一緒に身の毛もよだつ恐ろしい 体験をした。山の崖下に…

ある日唐突に「神様からのお告げだから」と居候の兄にこの部屋から外へ出ないように命令する弟と、困惑しつつも受け入れては別段それまでと変わりなく生活する兄に、周辺から後輩や信者に怪異…

五帝の佐の章、二凶の章に続く、怪異事件簿シリーズ第三弾です。 今回も鏡堂＆天宮バディの前に最恐の怪異たちが立ちはだかります。 この世に放たれた四鬼たちによって引き起こされる、不可…

王都ティアイフのテンプレ教会に勤めるシスターリノがミサをしに礼拝堂に来ると、そこには黒っぽい短髪で冴えない顔をした似たり寄ったりの男たち20人が来ていた。 どうも彼らは、全員が一…

あらびとは方言です。それらは怖いだけでありません。やがて結実するのです。 これらの話は全て手を加えています。実在の場所、団体、思想とは関連ございません。ご了承下さい。

　子供の頃から奇妙で不思議で時に恐ろしい体験を幾度もしてきました。 　母や祖母も同様に。 　いわゆる"遺伝"なのでしょうか── 　そんな事実を１話ずつ、行灯のぼんやりとした光の…

　大学の学生寮で暮らす野見山一樹と後輩の只川真也。 　趣味や気が合い何かと行動を共にする仲だが、ある日、雑食系ライターをしているという一樹の幼馴染みである鈴田光介の兄が『赤い霧の…

　ひなは村一番の美しい娘。しかし、その婚約者たちが次々に急死したため、祟りがあると噂になって両親ごと村八分にされてしまう。唯一やさしくしてくれたのは幼馴染の平太だけ。 　やがて…

ノートに書いた「詩」が夢となり、現実に少しだけ侵食する。 目に見える異変は何もない。けれど、少女の心は静かに狂い始める。 日常と夢が交差し、後戻りできない衝動が始まる—— ク…

暴力！暴力！暴力！ 雰囲気がずっと暗い話を書こうと思って書きました。

子供に呪物のラムネ瓶を与える怪異が、箕形（みがた）第一小学校の子供達を襲う。 除霊師の光一郎は息子の匠と共にその怪異を除霊しようとするが、光一郎は除霊に失敗してしまい、脳死状態…