すでにご覧くださっている皆様、ありがとうございます。
初めて、コンテストに応募するために5万字書き上げました。
出したばかりの時は力尽きて何も言えなかったのですが、今やっとこうして皆様に
見てもらえるようになって、すでに感無量です。
ちょっとした裏話になるのですが、ロボットというとやっぱり『鉄腕アトム』、憧れますよね。
大人になって、改めて漫画を第1巻から読んでいるんですけど、第一話の時点でもう凄まじいインパクトがあると思います。
「ぼくはお父さんの子ですよう」。
こんにち、典型的なAI/ロボットものといえば、「ロボットVS人間」のような対立構造が描かれやすいかと思います。
例えば、私は大好きな作品なんですけど、「デトロイト ビカムヒューマン」などが代表例ですよね。
あるいは、もっと時代を遡ると、メアリー・シェリー作『フランケンシュタイン』はまさに、人間が、自ら生み出した人造人間と、そのレゾンデートルを巡る葛藤を克明に描いています。
そうした文脈の中で、単に「アンドロイド賛成派」とか「AI礼賛」ではなく、あるいは単に対立構造を焼き直しするのではなく、
「人間が生み出したものへ抱く葛藤について、新しい時代の我々が与えられる答えはないか?」と問い続け、自分なりに出した答えを詰め込みました。
そもそも文字数がかなり少なかったところから嵩増ししているので、読みづらい部分もあるかと思いますが、「どれどれ、何を書いているんだ」くらいの気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
画像は「CR-8000型プロトタイプ」、作者が描きました。
結構良い絵描きますやろ?