https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/2912051596250331372そんなわけで、第三十二話「謎」です。
一応、第二階層のボスは倒しました。ただし、小夜がよけいなことを言い出したので、順調に進むかどうか分かりません(不安だ)w
本文中でちょこっと説明されていますが、小夜は小さい子が男女を問わずに大好きです。
小夜はアマテラス神殿の斎王(位が一番高い巫女)なのですが、歴史が古く規模も大きいため、多くの神職や巫女が働いています。
彼らの多くは六~八歳という幼い時期に親元を離れ、見習いとして奉職することになります。
王国における召喚士同様に、神との親和性(神通力の数値)が高い子どもは強制的に検査を受けさせられ、親や本人の意志とは無関係に神殿に放り込まれます。
そして、見習いとして働きながら教育を受け、集団生活を通して一人前の神職や巫女へと成長することになります。
小夜も同じような経緯で巫女になっていますから、例え支配者層の子どもでも例外はないようです。
見習い巫女は白衣に緋袴が制服で、見習い神職は同じ白衣に浅葱色(あさぎ色、いわゆる水色です)の袴を穿きます。
そんな恰好をした小さな子たちが、ちょこちょこと廊下を急ぐ(走るのは禁止)のを見つけると、小夜は相手の迷惑も顧みずに抱きしめ、なでなでしまくるので(まるでメトーデさん)子どもたちからは〝危ないお姉さん〟として警戒されています。
そうした行為が度を越しているため、お偉い神職さんたちは不祥事を心配していますww
何しろ小夜はいわゆる〝天才〟で、十六歳という異例の若さで最高位の斎王に上り詰めていますから、年輩の神職でも正面切って意見がしにくいのです。
一緒に暮らしている鬼丸は、姉によこしまな気持ちがないことをよく理解していますが、無自覚にスキンシップをする性格を心配しています。
虎丸は思春期に入った健全な男子ですから、姉のこの癖にはほとほと手を焼いているようです。
さて、お話の後半は隠し部屋です。やっぱりゲートキーパー(門番)といえば、この怪物ですよね?
階層主の部屋と違って隠し部屋は狭いので、ちょっと残念なサイズになっていますが、ウエマクが手を抜いているのが透けて見えますねw
階層主との戦闘は、尺の都合で大幅に簡略化しました。
次回の第三階層もさくさく進めたいのですが、ちゃんと特徴的な仕掛けが用意されているので、突破するのに話の半分以上使うかもしれません。
作者自身はこの迷宮攻略を楽しんでいるのですが(「ウィザードリー」のファン)、いい加減、ウエマクの造った迷宮とは様変わりする、第四層に突入させたいと願っています。
そんなわけで、どうかお楽しみに!