皆さまお疲れ様です。
お前の水夫です。
私の代表作になっている『略してケンチとマーちゃん』ですが、これの一人称にどうにも違和感を持ったために、理由というヤツを考えてみることにしました。
それで結果なのですが、これは『目々』先生がカクヨムで書いておられる『東北奇譚』の一人称にかなり影響を受けているのではないのかと思った次第です。
この『東北奇譚』はホラーなのですが、かなり不思議で淡々としているのに恐いという異色の作品です。
その上、フォローも出来なければ、♡をつけることもコメントを書くことも出来ません。
それでもキチンと和製ホラーというモノになっていて、私としては作品も多い方ですし、尊敬している作家さんの一人だったりするのです。
突然の告白になりますが、実は私には、遺伝的に欠陥というものがあって、無責任に子供を作るということが出来ない人間です。
だから、子供の代わりに、作品を世に残してそれから死のうとか考えている部分があります。
そういう人間にとっては、以前から淡々と書き継いでいる人というものが羨ましくもあり、あのような視点から逃げないで書ける者になりたいと思う時があります。
だからこそ、あの古い人の日記のような一人称になってしまうのではないのかと、そう思うわけなのです。ああいうのは告白文に近いものがあって、若い人にとってはいささか重いのかもしれません。
書いてる人間も少し重いので、当たり前と言えばそうなのでしょう。
『東北奇譚』
https://kakuyomu.jp/works/1177354055071896671そんなわけで、先生にも黙って勝手に、ひっそりと宣伝させていただこうかと思います。
ネタに逃げないで、心と身体の調子の方も崩さずに、いつか叙情的な作品も書いてみたいとそう思っております。
読者さんには学生さんが多いみたいで、それもありがたいのですが、大人の読者さんにも読んでほしくなる時があるのです。