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応竜について

今日は光秀が憧れる応竜についてまとめてみます。

 応龍(おうりゅう)は、中国の古代神話に登場する翼を持った伝説上の龍です。
 一般的な中国の龍は蛇のような長い体で空を飛びますが、応龍の最大の特徴は背中に鳥やコウモリのような翼が生えている点にあります。中国神話においては、非常に高い神格と強力な力を持つ最上位クラスの龍とされています。

 応龍の主な特徴や神話での活躍は以下の通りです。

1. 龍の最終形態(進化の頂点)
 中国の古典『述異記』によると、龍は長い年月を経て以下のように進化するとされています。

水に棲む「虺(き:水蛇)」から始まり、
500年で「蛟(こう:みずち)」
1000年で「龍(一般的な角のある龍)」
500年で「角龍(かくりゅう)」
1000年で「応龍」になる
 つまり、数千年の歳月を経て辿り着く「龍の最終にして最強の形態」が応龍です。

2. 神話における大活躍
 中国の地理・神話の書『山海経』などでは、文明の祖とされる神々の強力な助っ人として描かれています。
 伝説の天帝「黄帝」と、怪物・戦神である「蚩尤」が戦った「涿鹿の戦い」において、黄帝側の切り札として参戦しました。応龍は嵐や大雨を操って蚩尤の軍勢を圧倒し、見事に蚩尤を討ち取る大功を挙げました。
 その後、英雄「禹」が中国全土の凄まじい大洪水を治める際にも協力しました。応龍は尾を地面に引きずって文字通り「川の道筋」を描き、水を海へと導いたとされています。

3. 五行思想における位置づけ
 後に五行思想が発展すると、四方を守る四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)のさらに中心、つまり「中央を守護する土属性の神獣」としても位置づけられるようになりました。

 天候を自在に操り、世界の危機を救うトップクラスの瑞獣(良いことが起こる前兆とされる獣)、それが応龍です。

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