日戸　暁

ギルドの受付嬢レイアは、残業もそこそこに他の職員よりも早く退勤する。 白いヘルメットと黒いマスクと地味な作業着に着替えると、大剣を背負って意気揚々と“ゲート”へ向かう。 ゲー…

僕は丹波 雲斗(もと)。大学院の佐倉ゼミで雑用アルバイトをしている、大学１年生。 この夏。神隠しの言い伝えのある山で、僕たちは異界に囚われた。 そして、僕たちを帰すために、…

ＧＬ、うっすらカニバリズム、注意。

【あらすじ】 とある国に、王弟を父に持つ双子の姉妹がいた。 初代国王と同じ金髪翠眼の妹，ペンネ。 貴族では異端とされる、銀髪碧眼の姉，カリナ。 カリナはその異能と銀髪を忌み嫌…

『妖しい彼との怪異な日々』第１部 各話 【そこに居着く謎のもの】 から 【妖精不在の給湯室】 まで →https://kakuyomu.jp/works/82213983852…

あらすじ 　大学１年生の丹波が、アルバイト先の大学院の佐倉教授の部屋で出会ったのは、 無口で無愛想で変な人、津田だった。 　丹波と津田，そしてゼミの院生たちの楽しい日常と、そ…

在宅編集者の女性，小鳥遊 貴生(たかなし・たかお)。 ある日彼女が養子に迎えた少年・ミヤトとの日々を、 彼を黒猫に擬えて綴ったフィクションエッセイ（拙作『ゆめみてや』の作中作です…

異世界転移。 現実世界から抜け出したら、楽に生きられる。 なんなら現実の最先端の知識で、 技術の遅れた異世界に変革をもたらす！ 下剋上だ！無双だ！ 現実世界では不遇の自分も、こ…

BLにも読める短編。

これらは、戦争を題材にした短編や詩です。 歴史（史実）、あるいは映画やドキュメンタリーから着想を得た部分もあります。 どうか、どうか 自分が歴史に疎いかどうか どの戦争の話を…

【全体あらすじ】 この春の健康診断で色々と数値がグレーゾーンになった、40歳の独身サラリーマン・昭嶋深春，4月15日生まれ。 夜のカップ麺大盛り、昼のコンビニの唐揚げ弁当、そして…

酒場の若い店主ウィネと、一人の黒髪の客の静かな交流。 BLではないけれど、若年男娼の描写があります。

恋。 それは、相手をもっと知りたいと願うこと。 それは、相手にもっと近づきたいと求めること。 それは、相手に強烈に惹かれること。 そして、切ないまでに深く思いを寄せること。 …

てんさいというのは砂糖の原料となる作物です。天才ではありません。 昨今のWeb小説の特徴である、 即時的に分かりやすいとか 情感豊かとか、視覚的イメージが湧くとか あるいは文体…

綺麗な文体というのがweb小説では一つの好まれる要素らしいですね。 読んでみたんですよ。 文体を褒められている人の作品。 でも、冒頭から比喩につぐ比喩で。 令嬢の肌はミルク…

十字路にほど近いアパートに独り暮らしの男子大学生，又土 心（たがやす みこと）。彼の身の回りでは、ちょっぴり変なことがたびたび起きるらしい？ 身近な怪異の短い話をどうぞ。 作者…

これは彼と俺との暮らしが始まって、終わるまでの、何年間か分の歳時記だ。 いや。 彼の作る、彩り豊かな食の小話だから、 彩食と字を当てようか。 登場人物 獅倉　真樹　　しし…

幽霊のうごめく靄の世界で、出会ったその人は。 とある兄弟を巡る、想いと家族の物語