こんばんは!
今夜もしつこく宣伝です!
宣伝だけというのもなんなので、2,300文字くらいのSSを分割し、ちょこちょこ掲載していきます。
こういう宣伝に効果があるかは不明ですが、できるだけのことはしておきますね。
せめて、逆効果にならないことを祈ります。
なにはともあれ、書籍の購入、是非ともご検討くださいませ。
お金の使い方にシビアにならざるを得ないこのご時世、無料でも読めるのに、わざわざお金を出して本を買うというのは、贅沢なことかもしれません。
それでも、買って良かったと思える1冊になっているかと思います。
私だけではなく、イラストレーター様も、編集者様も、校正様も、その他様々な関係者様も、この1冊を作るために持てる技術や知識等々を全力投入してくださっています。
ご購入いただければ幸いです。
『不死の魔女は万の命を犠牲にしてもありきたりな願いを叶えたい。』
発売日:R7年5月2日(金)
価格:1,540円
すでにAmazonなどで予約が始まっています!
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(以下、ユーライがグリモワにやってきた一万の軍勢を返り討ちにした後のお話です)
☆ ☆ ☆
SS1
一万の軍勢と戦ってから少し経った、ある夜のこと。
廊下を一人で歩いていたユーライは、夜空に浮かぶ月にふと惹かれるものを感じ、窓を開ける。
城の窓からは町の様子も一望できて、月と町並みがとても綺麗だ。
室内に流れ込んでくる空気は酷く冷たいけれど、ユーライはその冷たさに危機感を覚えない。体が冷えるくらいでは死なないからか、冷たいな、と思うだけで終わる。
「……月を眺めてほっこりするような時間が過ごせれば、私はそれでいいんだけどな」
世界の支配なんて求めていない。誰かを虐げるつもりもない。偉大な功績を成してチヤホヤされたいわけでもない。ただ平穏に過ごせればそれでいい。それだけ。
ユーライは夜空を見上げ続ける。月も綺麗だが、地上に明かりのない夜空には、無数の星が見える。窓枠や建物に切り取られたものではなく、視界一杯の星空が見たくなった。
「……ちょっと、出てみるか」
頑丈な体なので、どこかの屋外に寝そべって、星空を眺めていることだってできる。
ユーライが窓枠に足をかけたところで。
「ユーライ。どうしたの?」
シンプルな寝間着姿のクレアが、声を掛けてきた。