夏乃あめ

ミニマムな世界で繰り広げられる様々な音 時にうるさく、時に悲しく そんな小さな演奏会を綴っていきます

ふたごの兄「ルーイ」を取り込んでいる、自称「姉」のヴィーチェ。 本当の姿は魔女。 魔女はレインの潔癖さと曖昧さを破壊し、侵食していく。 Celestial Skyの外伝。…

消しても、消しきれなかった思いだけが、秋の空高く舞う。

悪いやつらじゃない。 キライじゃない。 うっとおしく、めんどくさい。 本当は……、誰が言うか!!

お題箱や思いつきから得た内容を書きます。 目指せ100話！ こちらは無毒。 表現の実験場なので、愛のあるツッコミをお待ちしています。

ゆっくりと効く毒ほど、人は抗えない。 誰かの心の傷、掻き壊したくなる衝動。 倫理を抜きにして、ただ見たい、知りたいと願う好奇心。 甘く、やさしく、しかし確実に蝕む独白の数々。 …

セリスは“青い砂”になって死んだ。 残されたアレックスとレインは、それをそれぞれ小瓶に詰め、持ち帰った。 信仰を持ちすぎた聖職者と、信仰を捨てた医者。 愛して、壊して、喪って、…

生きた魔力──それは、「人として死ねない病」。 生きながらにして、魔力の結晶体と化した少女・セリスは、研究棟の奥深くに隔離されていた。 功名心から、感情も言葉も持たない“生きた…

本能寺の変をモチーフにした『主』と『私』の話 ※史実に基づかない話です

「ついていない。」が口ぐせの、痩せっぽちの呪われた色『緋色』の髪と瞳の少年アレクサンドルは、雪の中で迷ってしまう。 死を覚悟し、何もかも受け入れた時に、運命は変わっていく。 イタ…

世界を喰らう魔が目覚めるとき、騎士たちは選ばれる。 天空《Celestial》を名に持つ青い騎士と、星《Stern》に囚われた緋色の教皇。 ──世界の終わりに咲いた、決して許され…