目的
中国空母打撃群（遼寧）による「公海上の高強度訓練」およびJ-15のロックオン事案に直面する日本側（航空・海上自衛隊）の監視・抑止・証拠化・外交収束をゲーム化。偶発的衝突を避けつつ、現実的な“落としどころ”を目指す。
背景の参考（ゲーム世界の整合性に利用）
2025年12月のロックオン事案（J-15がF-15Jに2度照射）と遼寧の高強度発着艦、日中の外交応酬は以下の報道を踏まえています。
USNI News（2025/12/8）／Naval News（2025/12/8）／ABC/AP（2025/12/6）／The Aviationist（2025/12/7）／Wikipedia：遼寧（旧ヴァリャーグの来歴）。 [news.usni.org], [navalnews.com], [abcnews.go.com], [theaviationist.com], [en.wikipedia.org]
1. スケール & システム
時間スケール：1ターン＝30分（ロックオン1回の継続時間が分単位で記録されるため、30分を最小作戦単位に設定）。全8ターンで半日を再現。
空間スケール：エリア移動方式（A3に見やすく収まる）。1エリア＝約75〜150km四方の作戦区分。
プレイ人数：2人（中国側／日本側）。ソロ用オートAIルール付き。
勝利志向：抑止 vs 圧力。撃つ・撃たないの選択が常にジレンマを生む設計。
2. コンポーネント（100カウンター以内）
ユニット・カウンター（合計 62枚）
中国側（計 28）
遼寧（空母）×1
護衛艦（055×1、052D×2）×3
J-15戦闘機編隊 ×6（各編隊＝2〜4機概念）
早期警戒ヘリ／Z-18 ×2
艦隊防空/電子戦マーカー ×4
カタパルト/発着艦トークン（抽象）×4
燃料／補給艦×1
広報・宣伝効果マーカー×3（SNS映像拡散、公式声明、映像管理）
訓練航跡マーカー×4（高強度離着艦の証拠）
日本側（計 26）
F-15J編隊 ×6
E-767（AEW&C）×1、E-2D相当（抽象）×1
P-3C／P-1（海自哨戒）×2
ECM/ESM（電子戦）×3
証拠化チーム×4（映像・電波・軌跡）
空中給油（KC-767）×1
ROEカード置き場用マーカー×2（段階表）
外交抗議トークン×3
警告手順トークン×3
共通マーカー（計 38）
テンション・トラック用×10（0〜9）
エビデンス（証拠）トラック用×6（0〜5）
天候／海況×4（晴・曇・雨・時化）
ロックオン・マーカー×10
距離帯マーカー×8（遠距離・中距離・近接・超近接 各2）
合計：62＋38＝100カウンター
カード：トランプ54枚（ジョーカー2枚含む）
スーツ割り当て
♠（スペード）＝軍事アクション（出撃・要撃・ロックオン試行）
♣（クラブ）＝電子戦／情報（ECM／ESM／探知・識別）
♦（ダイヤ）＝偵察・証拠化（写真・電波ログ・位置記録）
♥（ハート）＝政治・外交・世論（抗議・声明・広報・ワイドショー効果）
数字：行動点／判定修正
絵札：イベント（拡大・縮小・誤認・第三国言及）
ジョーカー：偶発エスカレーション／劇的緩和（引いた瞬間にテンション上下）