ディアドコイ戦争編、誰も読んでくれる人いないけど~、わたしが満足なのでそれでOK。
ところがどっこい、ディアドッコイ
https://kakuyomu.jp/works/16818023211859110800/episodes/16818792436762266007 一部で有名な、またベルセルクみたい(完結前に作者脂肪)になっちゃうんじゃないかとハラハラされている人の漫画で有名になったエウメネスをわたしも取り扱っちゃうぞ~!!
わたしのエウメネスはスキタイじゃなくて普通にギリシャ人だけど。
多分作者あのペースじゃ描き切れない所をわたしが自分で描く。
投稿しても ??章 天蓋瀑布後ののんびりタイム の前に乗せるからみられないのかなー。でも時系列的にそうしないといけないし。
ま、自分が自分に満足してるのでOK!
下は書き上げて投稿予約済みから抜粋。
絵はアレクサンダー大王と彼の精鋭部隊の銀盾隊。
アリウスは頷き、手元の紙に何かをメモしながら言った。
「エウメネスの作戦立案能力は確かに驚異的だ。オデュッセウスマニアなだけはある。筋肉質の軍人たちに囲まれながらも頭脳で勝ってきた歴史がある。その才能が今、彼自身の命運を左右することになるんだ」
「サリサ」
冬華がテントの入り口の方を向いて声をかけた。
「あんたも計画に参加するのね」
サリサは少し恥ずかしそうにうなずいた。彼女の赤と金のヘテロクロミアの瞳が室内のランプの灯りに照らされて神秘的に輝いていた。
ホワイトタイガーの白い耳がピクリと動き、彼女の興奮を物語っていた。
「ええ……戦いも楽しかったけど」
サリサは白い三段フリルのスカートを軽く整えながら言った。
「エウメネスの計画に協力した方が面白そうだし、何より歴史を変えるチャンスなんて滅多にないわ」
フレッドがにやりと笑った。
「バトルマニアのサリサにしては珍しい選択だな。でも、その霊波動の力は間違いなく役に立つぜ」
ミハエルはエウメネスの横に歩み寄り、肩を軽く叩いた。
「サリサと冬華、風音の力が加われば、作戦の成功率はかなり上がるな。特に霊波動での遠隔支援は、君が捕虜になった時に重要になってくる。
サリサが霊波動No.1だからな」
ミハエルの評価はいつも自分を小さく評価して相手を大きく評価する。
つまりこいつの『彼(彼女)はわたしより強いぞ』は信用ならない。
エウメネスはミハエルの言葉に静かに頷き、地図に目を落とした。彼の東洋的な顔立ちには、未知の冒険への期待と不安が入り混じっていた。
「ヒエロニュモスとの接触方法をもう少し具体的に考えないとな」
エウメネスは言った。
「彼は知的好奇心が強い男だ。そこを刺激することができれば…」
「歴史的に重要な発見を提示するというのは?」
サリサが興味深そうに前に出た。彼女の長い銀髪が動きに合わせて揺れる。
「彼が書記官だったなら、アレクサンドロス大王の未知の文書とか、そういったものに興味を示すんじゃないかしら?」
アリウスはサリサの提案に目を輝かせた。