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『アガルタのイオリ』第103話 チェンソーマンの回想シーン

今回からしばらく回想が続きます。
自分は長く回想を禁じ手にしてきました。
シンプルに「退屈だろう?」と思ったからですが、それを解禁したのは漫画の『チェンソーマン』を読んだからです。

藤本タツキが回想シーンやモノローグ(独白)を多用するのは少女漫画の影響と思います。
少女漫画の回想やモノローグは主にラブシーンで行われますが、藤本タツキが画期的なのは回想をアクションシーンでやることです。

「回想」は漫画やアニメの得意技です。
山田風太郎の甲賀忍法帖がアニメ『バジリスク』になったときも原作より回想が多用され、それによってキャラの親密度が増しました。
ただ藤本タツキほど切れ味抜群のモノローグの使い手はほかにいません。

下に張った動画でデンジが胸の紐を引っ張り、大アクションが始まる直前回想が入ります(0:45秒あたり)。
デンジがポチタとの過去を思い出すのですが、ここの台詞とテンポがいい!
ぜひご覧ください。

『チェンソーマン』第三話「ニャーコの行方」戦闘シーン Denji vs Bat Evil #最高の瞬間
https://www.youtube.com/watch?v=osf3CGvsUHY

『アガルタのイオリ』第103話 クルシミの子どもたち
https://kakuyomu.jp/works/16818622176421206781/episodes/16818792439109236986

2件のコメント

  • え、わたくし回想、カクのもヨムのも好きですよ。。確かに一度出た事実を回想するのは繰り返しになりますが、説明を回想のかたちで語らせるのはありじゃないですかねー。
    って、トンチンカンな事言ってたらごめんなさい🙏
  • すいません、自分も回想シーン読むのは好きです。
    自分で書くのが苦手なのです(苦笑)。
    苦手で避けてきたのですが、漫画やアニメでいい回想シーンをいくつも見て、「これはやらなきゃ」と心を入れ替えました。
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