導入:リポストは「自分の発言」と同じ
SNS講座かな?みたいな話を連投して申し訳ない。
クリエイターこそ、ネットリテラシーが大切です。なのでご容赦を。
昨日は、ご自身が発信する言葉の重みについてお話ししましたが、今日はその一歩先。「気軽なリポスト(拡散)が命取りになる」というお話です。
「自分はタイムラインに流れてきたものを広めただけだから、責任はない」
そう思っていませんか?
しかし、WEBの世界、そして企業の目から見ると、リポストは「その意見に100%同意し、自分のフォロワーにも自信を持っておすすめした行為」、つまり自分の言葉で発信したのとほぼ同じ意味を持ってしまいます。
今回は、現場でも特にヒヤッとする「リポストに潜む3つの罠」をお伝えします。
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1. 真偽不明なポストの拡散(デマへの加担)
タイムラインに流れてくる「◯◯という作品がパクリをされている!」「あの企業はクリエイターを買い叩いている!」といった、一見すると正義感や同情心を煽るようなポスト。
「これは酷い、みんなに知らせなきゃ」という善意からリポストしたくなる気持ちは分かります。しかし、それが「片方の言い分だけを切り取ったもの」だったり、全くのデマだったりするケースが後を絶ちません。
根拠のない噂話を広めてしまうと、後から「デマでした」と分かった時に、あなたのクリエイターとしての信用も一緒に失墜してしまいます。
2. 冷静さを欠いたリポストで、誹謗中傷の片棒を担ぐ
誰かの不祥事や炎上案件に対して、辛辣な批判をしているポストを「まさにその通り!」とリポストする行為。これも非常に危険です。
近年、「誹謗中傷のポストをリポストしただけ」の第三者であっても、名誉毀損などの法的責任を問われ、慰謝料の支払いを命じられる裁判例が実際に増えています。
「みんなが叩いているから」「酷いことをしたのはあっちだから」は、法律的にも、社会通念上も言い訳になりません。感情が高ぶっているときの「1タップ」が、あなたを突然「加害者」に変えてしまうのです。
3. 意図せずして「ステマ(ステルスマーケティング)」に加担
「このサプリで10キロ痩せた!」「この副業で稼げた!」といった、バズっているポスト。あるいは、一見普通の感想に見えて、巧妙に仕込まれた広告リンク(アフィリエイトなど)。
これらを「へぇ、すごいな」と深く考えずにリポストした結果、意図せず「ステマの片棒を担いでいた」「怪しいビジネスの宣伝マンになっていた」というケースがあります。
特に将来お仕事を考えている方は、景品表示法(ステマ規制)に抵触するような動きに敏感である必要があります。「企業の公式の顔」となるべきアカウントが、出所不明の商品を宣伝しているように見えてしまうのは、大きなマイナス評価に繋がります。
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結び:リポストの前にも、もう一度「考える」
自分で文章を書くときは慎重になれる人でも、リポストボタンは指先ひとつで、わずか1秒で押せてしまいます。だからこそ、一番事故が起きやすいのです。
「この情報は本当に正しいのかな?」
「これを広めることで、誰かを傷つけないかな?」
お話しした「投稿前の、一考」は、リポストの時こそ最も必要かもしれません。
皆様の指先が、誰かを傷つける刃(やいば)にならず、そして皆様自身の輝かしい未来を遮るものにならないよう、今日も優しく、安全にSNSを活用していきましょう。