• ホラー
  • エッセイ・ノンフィクション

短いお話を移動時間で練習

出張で長崎に向かっている道中です。
三月なのに今年寒くないですか?
やけに空気が冷たい。風邪ひかないようにしないといけない。


【正義の味方】

世界中から「悪」を駆逐したヒーローがいた。 彼は法律を超え、どんなに巧妙に隠した罪も暴きすべて処刑した。やがて犯罪率は0%になり、世界には平和が訪れた。 人々は彼を称えた。
そんな平和になった次の日ヒーローが死んだ。
彼は満足そうに微笑んだ。

「私が死ねば、この世から最後の『暴力の象徴(悪)』が消える……。これで本当に、平和が完成するんだ」

皮肉にも、彼自身が「最後に消されるべき悪」として、完璧な正義を全うした。

(了)


結局、暴力には暴力でしか解決できない。所詮人間なんてしょうもない生き物なんだからせめて、真っ当に生きたいものです。

4件のコメント

  • そもそも「正義」と「悪」が
    人の数だけ存在していそうですしね~ w
  • Ashさん

    結局主観でしかないんですよね。人間て。
    己の信ずるものそれ即ち正義也って感じですもん世界情勢
  • シュールでやりきれない展開ですね。
    ちょっと、短編の主旨からは外れますが、
    悪が存在しない世界って、一体どんな感じなんだろうと思いました。
    それは果たして、パラダイスなのか、それとも新たなる地獄なのか…
  • 蒼碧さん

    また、新たな悪が芽生えるんじゃないでしょうか……。働き蟻もサボる個体を全て排除したらまたこれまで真面目に働いてた子がサボり出すと言いますから。きっと悪も同じ気がいたします。

    「人間は性悪説」
    を私は推してます。善性信頼するより元よりの悪を自ら律し善に傾く事に賭けた方がかちすじあるきがするんですよね……
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する