■解放奴隷の公職就任制限
ローマ帝国においては経済面では成り上がりが可能だった解放奴隷。
しかしその政治関与についてはかなりの制限が設けられていた。
具体的には本編で語られているように正規の公職には基本的につけない。
具体的には造営官、二人官、都市参事会員のような役職には就任できなかった。
しかし実際の実務においては奴隷や解放奴隷階級の関与はあった。
ローマ本国などが分かりやすく、建付けとしては公職者の私的な補佐要因という建付けで運用されていた。
特にクラウディウス帝の統治においては政府中枢はかなりの割合が解放奴隷で締められていた。