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注意「クマとの近接格闘について」


 こんにちは、『汝は人造人間なりや?2125~(以下略)』も佳境です。

 さて、9/25(木)更新の「第32話 きみが夢見る頃を過ぎても」の内容について、
 万が一真似する方が現れて、「カクヨムにこういう作品があって影響を受けたから」などと供述されたら炎上必至なので、そうならないように近況ノートで注意喚起しておきたいと思います。

 クマに遭遇。

 最近よくニュースにもなっています。

 現実問題、ふいにクマに出合ったら、どうすればいいのか?

 まず、絶対に素手で戦おうとしないでください。
 
 勝てる要素はゼロです。

 素手・道具なしでクマと格闘して、人間に勝ち目はありません。 

 ヒグマは当然、ツキノワグマもそうです。

 人間が素手でどうこうできる相手ではありません。

 田舎のおじいちゃんから「昔クマに出合ったとき鼻っ柱を蹴りつけておっぱらっちゃったわ!」みたいな武勇伝を聞いたことがある方もいるかもしれません。

 九割はホラ話です。
 一割は実話かもしれませんが、それも運が良かっただけです。
 クマの腹が満たされていた、その日そのクマはたまたまそういう気分じゃなかった、幸運だったというだけのお話です。


 各種検索エンジンで調べてもらっても、AIに質問しても、同じ答えになると思います。
 
 絶対に素手で戦おうとしないでください。


 では、ろくな対策もなく、クマに出合ったとき、どうすればいいのか?


 まず、落ち着くことです。
 急に走ったり、背を向けて逃げようとすると、襲われやすくなります。
 遠くにいるなら静かに立ち去るのがベストです。
 スマホで動画撮影とかしている場合ではありません。
 すぐに逃げましょう。

 近くで気付かれた場合。
 まずゆっくり手を広げて上に上げるなどして、自分の体を大きく見せます。
 とにかく刺激しないように、落ち着いた声を出すなどして、クマ側に警戒させつつ、徐々に離れていきます。

 その間、威嚇にならないように注視することは避け、隙を見せないように目をそらしたりもしないでください。

 帯同者がいるなら密着するのも効果的です。
 とにかくこちらが少しでも大きく見えるようにします。

 そしてクマに退路を与えることも大事です。

 まとめると、クマを刺激しないように、こちらを警戒してもらって、クマに自主的に逃げてもらう、が最善策です。

 
 それでもまだクマが攻撃しようと迫ってきたら。
 巣や子を守るための防御的な攻撃か、捕食を目的とした攻撃かによって、話は変わるそうです。 
 前者なら、うつぶせに伏せ、首と後頭部を手で守る――いわゆる死んだふりが有効になる場合があります。
 
 後者の場合は、死んだふりをしたら、すぐにそれがふりではなくなります。
 その場合は、素手でもなんでも、全力で抵抗してください。
 顔面や鼻、目を狙って、その辺に落ちている棒でも石でもなんでも使って、できるだけ大きな抵抗を示してください。
 どちらにせよ、それはもう最終段階です。
 もうどうにもならない! くらいの状態です。
 攻撃を受けた段階で、運を天に任せるしかありません。


 以上です。

「この物語はフィクションです」と、本編には明記していないので、こちらで捕捉説明させてもらいました。

 繰り返しますが、マサヒトの真似は絶対しないでください。

 
 なお、上記はすべて私が本やインターネットやAIで仕入れた知識をまとめただけの胡乱な情報です。

 私はクマ専門家ではないので、「ここに書いてあることを信じてやってみたら死んだぞ?」というコメントが来ても一切責任が取れません。

 私も現実、クマと至近距離で遭遇したらどうしようかと考えながら、これを書いています。

 ただ、いつクマに襲われて死んでも悔いが残らないように、ちゃんと小説を完結させたいと思います。

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